意味 母親と同伴でショップに訪れ、購入したパーツが動かないと訴える客。血縁関係でいえば片方は子供だが、第三者からみると“イイオトナ”だったりする場合もある。
解説 購入したパーツを後日返品したいとショップに訴えるユーザーの話は、わりとよく聞く。しかし、母親同伴でショップに訪れるケースは非常に希だ。ただし、ゴールデンウィークや夏休みになるとその目撃頻度は増えるという。
購入したユーザーはともかく、母親はPCに関する知識を持たない場合がほとんど。アキバのパーツショップでは非常に希少といえるこの“お母さん”だが、運良く(?)接触を果たすことができた某ショップの店員は、「ソケット形状の違いを話す前に、“CPUとは何か”から説明しなければならないので大変です。しかも、それでは納得してくれず、返金を要求されますし……」と、“お母さんと一緒”の素敵な体験を遠い目で語る。
購入後1週間程度なら、相性問題でパーツを交換してくれるショップは比較的多いが、CPUと対応マザーを間違えて買うなどのミスは対応が難しいところ。購入前に店員さんに相談するのが、ユーザーにとってもショップにとっても1番の対応策といえるだろう。
用例 「なあ、アレ、めずらしい客層だな」「どれ? ああ、“お母さんと一緒”だろ」「なるほどね」「…………ええっ!?(ふたりで二度見)」
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