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» 2006年11月10日 12時29分 公開

「8800 GTX」品薄の背景、出荷レースを制したのは――週末アキバPickUP!(2/3 ページ)

[古田雄介(アバンギャルド)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

ショップお勧めのGeForce 8800 GTX最適電源

T-ZONE.PC DIY SHOPは、グラフィックスカード売り場に、オウルテックの5インチベイ型補助電源「SYPRESS PRO(OWL-PSVGA300)」を並べていた

 GeForce 8800 GTXの推奨電源容量は、XFX「PV-T80F-SHF9」に従うと、1枚装着時で625ワット以上、SLI構築時で800ワット以上となる。これまで主流だった500ワット台の電源ユニットでは電力が不足する可能性が高い。加えて、GeForce 8800 GTXは6ピンの補助電源コネクタを2基備えているので、1枚挿しで使う場合も「SLI Ready」の電源ユニットが必要になる。さらに、8800 GTXでSLIを構築する場合は、さらに2基の6ピンコネクタを追加しなければならない。

 このため、今後需要が急増すると思われる大容量電源について、ショップがお勧めする人気製品を聞いて回った。

 USER'S SIDE秋葉原本店は「容量も大切ですが、電力を安定して供給できる信頼性がより重要です。ATXタイプなら、AntecのTRUE POWER TRIOシリーズがお勧めですね。試用したところ、8800 GTXの1枚挿しでほかは標準的なパーツ構成の場合、定格550ワットタイプでも問題なく動きました」と話す。

 一方、容量重視で1キロワット電源を推すショップも多かった。TSUKUMO eX.は「8800 GTXでSLIを構築するなら1キロワット電源が当たり前になるでしょう。グラフィックスに投資するなら、それを支える電源も豪勢にしないといけません」と語る。

 そして最も支持が高かったのはZippy製の電源。T-ZONE.PC DIY SHOPは「安定性が高いうえに、大容量モデルがそろっています。上位の定格850ワットモデルなら、SLIでも大丈夫でしょう」という。高速電脳も「サーバーマシンで定評があるメーカーなので信頼できます。高価な製品ですが、安心して使えるメリットは大きいですよ」と評価していた。

USER'S SIDEお勧めのAntec「TRUE POWER TRIO」シリーズ。定格550ワットの「TP3-550」は1万7640円、定格650ワットの「TP3-650」は2万1840円(写真=左)。現在入手しやすい1キロワット電源は2モデル。4万2000円前後のサイズ「GIGA-EZ 1000W」と、5万円弱で販売されているENERMAX「GALAXY FGA 1000EWL」だ(写真=中央)。ZIPPY「Zippy-720PE typeR」は5万円弱、「Zippy-850PE typeR」は5万5000円前後となっている(写真=右)

 GeForce 8800 GTX搭載カードの価格は8万円台に落ち着いたが、電源も入れると結局は10万円コース……。

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