さて、ファームウェアをバージョンアップしてスキンが変更できるようになったものの、選択できるのはdefaultのみ。gp2x File Archiveからクールなスキンをダウンロードして変更してみよう。スキンは「gp2x Skins : GPH Linux」にある。
ここで1つ注意を。バージョン2.0.0と2.1.0ではスキンの扱いが異なっている。そのため、2.0.0用のものは2.1.0では一部しか動作しない。2.1用のものは大抵「for firmware 2.1」と記述されているのでそれを手がかりにするのがいいだろう。また、2.1.0は2006年の10月20日にリリースされているので、それ以前のものは必然的に2.0用だ。
スキンを変更するにはNANDメモリ(内蔵メモリ)のフォルダ“skin”に置く必要がある。ただし、デフォルトではフォルダが存在していないので、手作業でskinフォルダを作らなくてはならないのだが、GP2xのエクスプローラはフォルダの操作ができない。うーん。
そこで、GP2xをリムーバブルディスクとしてPCに接続し、PCからフォルダを作成する。そしてその下にスキンファイルをコピーする、という少し面倒な作業が必要だ。スキンファイルは拡張子が.gpsになっている。
コピーが終わったらUSB接続を切断し、SETTING > Systemから「Skin/Theme」で切り替える。
さらに起動音の変更もできる。起動音はgp2x File Archiveの「gp2x Skins : Startup Sounds」にある。変更の仕方はダウンロードしたgp2xsound.wavをSDメモリカードのルートフォルダにコピーし、SELECTとSTARTを押したまま起動すればよい。Firmwareのアップデートと同じやり方だ。もし、ダウンロードしたwavファイルのファイル名がgp2xsound.wavではなかった場合はgp2xsound.wavにリネームしてからコピーする。
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