最後は、すでに名物となったクレバリー1号店の「不幸袋」。名前の通り、福を期待してはいけないシロモノだ。価格は2000円と安いが、中身は購入者を凹ませるものばかりとの噂。しかし、同店の年始めである2日には、不幸袋のために40人以上の物好きたちが行列を作るほどの人気を博している。店員さんに話を聞いても、ただ苦笑いするだけだった。
袋を開けると、まず出てきたのはアジェンダのはがきソフト「宛名職人 2004 Premium」と、アイピーオーの会計ソフト「爆笑 販売5」。……どちらも使う機会がない。
続いてヒューレット・パッカードの純正インクカートリッジ「hp51629a」と、レガシーマシンで使うと思われる詳細不明のアダプタ。hp製のプリンタを持っていないので、やっぱり使えない。謎のアダプタはいうに及ばずだ。
さらに、ビクターのHDDカム「Everio GZ-MC100/200」専用のソフトカメラケースを発見するも、Everioを持っていないので使えるわけがない。どうやら入っているモノ自体はそこそこ高価なモノのようだ。しかし、活用する条件がかなり限定されるものばかりが詰まっている。もしやそういうコンセプトか? 値段は張るけど汎用性がない=アタリかハズレかは買い手にゆだねる、というのが狙いであれば、かなり絶妙なチョイスと言えるだろう、などと前向きにまとめてみたが、使えないモノは使えない。
と、最後の最後でようやく使えそうなモノが見つかった。エレコムの伸縮機能付きLANケーブル(2.4メートル)と、それぞれ1枚のCD-RとDVD-Rメディア。何かしら有効活用できるはずだ。活用可能なアイテムが入っていたということは、もしかしたらアタリを引いたのかもしれない……。今年はいいことがありそうだ、と思いたい。
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