カールツァイス製レンズ搭載の200万画素Webカメラ2製品――ロジクールカールツァイスがWebカメラに

» 2007年07月20日 03時30分 公開
[ITmedia]

200万画素のカールツァイス製レンズを初搭載

「Qcam Pro 9000(QCAM-200S-HS)」のパッケージ

 ロジクールは7月20日、高性能200万画素Webカメラ「Qcam Pro 9000(QCAM-200S/QCAM-200S-HS)」およびノートPC向けモデル「Qcam Pro for Notebooks(QCAM-200V/QCAM-200V-HS)」を発表、8月10日より発売する。価格はいずれもオープンで、同社直販の「ロジクール ストア」価格は、Webカメラ単体モデルのQCAM-200S/QCAM-200Vが9980円、ヘッドセット同梱モデルのQCAM-200S-HS/QCAM-200V-HSが1万800円(いずれも税込み)だ。なお、付属するヘッドセットはQcam Pro 9000シリーズがステレオ対応、Qcam Pro for Notebooksシリーズがモノラル対応となる。

 Qcam Pro 9000およびQcam Pro for Notebooksは、光学センサーにカール ツァイス製レンズを採用したUSB接続のWebカメラで、ともに最大960×720ドット/30フレームでの高品位動画キャプチャーをサポートし、静止画はソフトウェア補完により最大800万画素での保存が可能だ。

 オートフォーカス機能を備えており、自動ピント調節は3秒以内で完了するほか、最短撮影距離は約10センチまで対応する。また、逆光環境下などでも露出を最適化できる「RightLight2」、および音声通話のバックグラウンドノイズなどを大幅低減させる「RightSound」も利用可能だ。

Qcam Pro 9000(写真=左/中央)とQcam Pro for Notebooks(写真=右)

Qcam Pro 9000にはステレオ対応のヘッドセットが付属する(写真=左)。また、フレキシブルなスタンドの採用により、カメラの設置は柔軟に行える(写真=中央/右)

Qcam Pro for Notebooksは背面に20ミリ厚まで対応のクリップが用意されている(写真=左)。パッケージにはスタンド(写真=中央)やキャリングケース(写真=右)が付属する

 Qcam Pro 9000は、液晶ディスプレイや本棚など設置場所を選ばないフレキシブルスタンドを採用する。Qcam Pro for Notebooksは、20ミリ厚までのディスプレイに設置可能なスプリングクリップを装備しているほか、目線の高さでカメラを利用可能なスタンドも同梱される。

 対応OSはWindows XP/Vistaで、Qcam Pro 9000はカメラのサイズが89.9(幅)×117.9(奥行き)×39.8(高さ)ミリ、本体重量が約148グラム、ヘッドセットは150(幅)×230(奥行き)×160(高さ)ミリ、本体重量が約80グラムだ。一方のQcam Pro for Notebooksはカメラのサイズが30(幅)×40.2(奥行き)×62.2(高さ)ミリ、本体重量が約54グラム、ヘッドセットは35.9(幅)×49.9(奥行き)×8.3(高さ)ミリ、本体重量が約21グラムだ。なお、保証期間は全モデルとも2年間となっている。

付属ソフトウェア「Qcam」のメイン画面(写真=左)。フォーカスの自動/手動切り替え、露出やゲインの設定はメニューから行う(写真=中央/右)

標準でSkypeやWindows Live Messenger、Yahoo! Messengerに対応する(写真=中央)。4種類のビデオエフェクトが用意される

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