1月8日、アップルはプロシューマー向けデスクトップPCの「Mac Pro」とラックマウント型サーバの「Xserve」をフルモデルチェンジし、即日受注を開始した。記事執筆時、Apple Storeの出荷予定日は1〜2営業日だ。
新たに登場したMac Proは、2007年11月にインテルが発表したPenryn世代(45ナノメートル製造プロセス)のクアッドコアXeon 5400番台(開発コード名はHarpertown)を2基搭載し、標準で8コアを実現しているのが特徴だ。従来と同様、標準構成のモデル(MA970J/A)が用意され、BTOで仕様を変更できる。
主なBTOオプションは、CPUがXeon 3.2GHz×2/3.0GHz×2/2.8GHz×1、メモリは4G/8G/16G/32Gバイト、グラフィックスカードはATI Radeon HD 2600 XT×2/ATI Radeon HD 2600 XT×3/ATI Radeon HD 2600 XT×4/GeForce 8800 GT 512MB/Quadro FX 5600 1.5GBとなっており、HDDは4つのベイを使って最大4Tバイトまで選択することが可能だ。試しに1月9日時点で、Apple StoreのBTOカスタマイズで最高設定にしたところ319万5761円、最小構成で28万7850円だった。
OSはMac OS X v10.5 Leopardで、ボディサイズは206(幅)×475(奥行き)×511(高さ)ミリ、重量は標準構成で約19.2キロだ。
標準構成の新Mac Pro(MA970J/A)の主なスペック | |
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CPU | 2.8GHz クアッドコアXeon×2 |
メモリ | 2Gバイト(ECC FB-DIMM 1Gバイト×2) |
HDD | 320Gバイト(7200rpm) |
グラフィックス | ATI Radeon HD 2600 XT 256MB |
光学ドライブ | 2層対応16倍速SuperDrive(等速) |
Apple Store価格 | 34万9800円 |
一方、XserveもMac Proと同様にクアッドコアXeonを採用。2.8GHz クアッドコアXeon×1、2Gバイトメモリ、80Gバイト HDD、ATI Radeon X1300(64Mバイト)、Mac OS X Server v10.5 Leopard(Unlimitedクライアント版)という標準構成で35万9800円となっており、BTOで仕様を変更できる。
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