CESで「Menlowマシン」をプチプチしました──東芝編2008 International CES

» 2008年01月09日 11時30分 公開
[長浜和也,ITmedia]

 インテルブースの主役は、基調講演で“紹介”だけにとどまった超小型PC向けプラットフォーム「Menlow」だった。それこそ、2008 International CESに合わせて発表された45ナノメートルプロセスルールを導入した「モバイルPenryn」による「SantaRosa Refresh」採用ノートPCを押しのけるほどの“人気”だ。

 インテルのブースには、Menlowを搭載した実働サンプルが多数展示され、実際に手にしてその大きさや重さ、処理速度を体感できるようになっていた。ほとんどのサンプルで重さやバッテリー駆動時間、出荷時期や価格などの詳細な情報は「口止め」されていたが、ここでは、製品の外観や実装しているインタフェース、デバイスマネージャーで確認できた内部の構成などを紹介する。

 2008 International CESの展示会場で多数登場していたMenlowマシンのなかでも、最も注目され、また、その内容が最も明らかになっているのが、Intelの基調講演でポール・オッテリーニ氏が手にしていた東芝のサンプルだ。Intelのブースと東芝のブースで展示されており、どちらも実際に操作することができただけでなく、東芝のブースでは分解したパーツも見ることができた。

東芝のMenlowマシンはディスプレイのタッチパネル、もしくはディスプレイの下に設けられたタッチパッドとクリックボタンで操作を行うほか、筐体を傾けるとその方向に画面がスクロールする「eMotion Feel」という技術が導入されている
タッチパネルを実装しているので、ディスプレイに表示したソフトウェアキーボードやユーザーがカスタマイズできるメニューパッドなどが利用できるほか、ディスプレイ右下には画面の拡大縮小ボタン(タッチ式)も用意される

東芝Menlowサンプルのシステムプロパティとデバイスマネージャー。CPUの動作クロックは1.60GHz、ディスプレイの解像度は1024×600ドット。ディスプレイアダプタ(チップセット統合のGPU)には「Intel Ultra Mobile Media」、ストレージコントローラには「811A」、といった仕様が確認できた

本体にはSDメモリーカードスロットとUSB 2.0が用意されているが、そのほか、充電台兼ポートリプリケータが用意されていて、そこにあるUSB 2.0とIEEE 1394も利用できる

東芝のブースで展示されていたスケルトンサンプル

「本体カバー」になる外装も用意される。ハイエンドモデルでは「うるし」を、エントリーモデルでは「革」をイメージした質感を持たせる予定だ
ユーザーインタフェースはタッチパネルにタッチパッド(円形のパーツ)、そして加速度センサで検知する「筐体の傾き」が利用できる

液晶ディスプレイのサイズは5.6インチ。半透過型で室内でも屋外でも見やすいようにしている。通信インフラはWiFi、WiMAX、3G、Bluetoothを実装する
システム基板の中央に見えるのがワンチップ構成の「Poulsbo」で、その右に見える小さいチップがCPUの「Silverthorne」(ともに開発コード名)だ

ストレージデバイスはSSDと1.8インチHDDを選択できる。HDDの場合、容量は80Gバイト。SSDの場合は64Gバイトか128Gバイト。SSDを選ぶほうが大容量というのが面白い
底面パネルに見える銅板状のパーツはワイヤレスネットワークインフラで使うアンテナだ

日本的な「蒔絵」風塗装など、多数のカラーバリエーションもすでに用意されていた

関連キーワード

CES | Intel | 東芝 | Menlow | SSD | CPU | OQO | ノートPC | UMPC | WiMAX


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月12日 更新
  1. 10万円切りMacが17年ぶりに復活! 実機を試して分かったAppleが仕掛ける「MacBook Neo」の実力 (2026年03月10日)
  2. きょう発売の「MacBook Neo」、もうAmazonで割安に (2026年03月11日)
  3. 「MacBook Neo」を試して分かった10万円切りの衝撃! ただの“安いMac”ではなく絶妙な引き算で生まれた1台 (2026年03月10日)
  4. セールで買った日本HPの約990gノートPC「Pavilion Aero 13-bg」が想像以上に良かったので紹介したい (2026年03月11日)
  5. 新型「MacBook Air」はM5搭載で何が変わった? 同じM5の「14インチMacBook Pro」と比べて分かったこと (2026年03月10日)
  6. 12機能を凝縮したモニタースタンド型の「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」が27%オフの2万3990円に (2026年03月11日)
  7. 3万円超でも納得の完成度 VIA対応の薄型メカニカルキーボード「AirOne Pro」を試す キータッチと携帯性を妥協したくない人向け (2026年03月12日)
  8. リュック1つで展示会セミナーの音響セット構築レポ 現場で得た“2.4GHz帯混信地獄”を生き抜く教訓 (2026年03月11日)
  9. エンスージアスト向けCPU「Core Ultra 200S Plus」登場 Eコア増量+メモリアクセス高速化+バイナリ最適化でパフォーマンス向上 (2026年03月11日)
  10. 最新Core Ultra X7 358Hの破壊力! 16型OLED搭載で内蔵GPUがディスクリート超え!? Copilot+ PC「Acer Swift 16 AI」レビュー (2026年03月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年