アキバで「GF9800GX2」が敬遠されがちないくつかの理由:古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2008年03月24日 15時00分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

500GバイトHDD=“ナナキュッパ”が通常売価に――決算直前と円相場で

ドスパラ秋葉原本店のポスター

 前回リポートした“500GバイトHDD大特価競争”から時間が経ち、熱も冷めて通常売価に戻っていると思いきや、7980円の売価が通常化しているショップも現れるなど、より安売り側に流れが向いている状況だ。安く販売できる理由の1つに、現在も続く円高ドル安傾向があり、先週末はいくつものもショップで「円高還元セール」の文字が見えた。

 “円高還元”の対象となっていたのはHDDやメモリだ。底値が見えていた大容量HDDやDDR2メモリを尻目に、特にDDR3メモリの値下がりが目立っている。

 「円高還元セール実施中!」というドスパラ秋葉原本店は、その告知ポスターに「ドスパラは輸入品も数多く取り扱うパソコンショップです。そのため円高になると製品を安く入手できるようになります」などと、円高時に製品が安くなる理由を記していた。また、別のショップも「円高になったらメモリやHDDが安くなるのは常識。この傾向はしばらく続くでしょうね」などと話している。

 しかし、先週お伝えしたように、円高だけで起きた安売りではない。決算期直前という、メーカーやショップなどが在庫を一掃して、営業成績を少しでも上げたい時期が重なったことで、大胆なプライスダウンを実現している側面が否定できない。

 某ショップは「円相場が変わらなくても4月になったら、適性価格に戻る可能性が高いです。美味しい思いをしたいなら、3月のうちに購入するのがいいかもしれませんね」と話していた。

パソコンショップ・アークの円高差異還元セール(写真=左/中央)。USER'S SIDE秋葉原本店では、コルセアの「TWIN 3X2048-1066C7」の価格が、約4万円から2万790円に大幅ダウンしていた(写真=右)。

DDR2は底値気味。T-ZONE.PC DIY SHOPでは、1Gバイト×2枚のDDR2-800を4480円で売る特価セールを開催(写真=左)。同じくT-ZONE.PC DIY SHOPでは、日立の「Deskstar P7K500 HDP725050GLA360」を通常売価7980円で販売している(写真=中央)。TSUKUMO eX.の500GバイトHDDは売り切れ続出。在庫があるモデルもすべて1万円以下だった(写真=右)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年11月07日 更新
  1. メーカー自身がバックドアを仕込み、犯罪集団に“販売” 乗っ取られたTV用端末130万台超、Googleが遮断 日本の警察庁も参加 (2026年11月05日)
  2. Windows PC向けゲームの「ロード待ち」はなぜ起こる? 背景に過去との「互換性」 (2026年11月05日)
  3. 画面は見やすく広告なし! 睡眠モニター機能はどう? Amazonの新型スマートクロック「Echo Time」の使い勝手と気になる点 (2026年11月06日)
  4. 耳をふさがないEDIFIER「Comfo Bass Pro」は朝から夜まで充電不要 1万円強でLDACとDolby Audio対応、在宅勤務の“つけっぱなし”にピッタリ (2026年11月06日)
  5. 初登場時の約3倍! でも“通常価格”の120万円台に高騰した「GeForce RTX 5090」――それでもアキバで買い手が途絶えない理由 (2026年11月07日)
  6. 手書き文書の文字起こし+会話録音も可能なスマートノート Makuakeで先行販売を開始 (2026年11月05日)
  7. ミュンヘン市はなぜ再びオープンソースソフトウェアへ回帰するのか? 脱Microsoftを巡る欧州の最新事情 (2026年11月04日)
  8. ソニー、初代ウォークマン付属ヘッドフォンをイメージしたType-C有線ヘッドフォン (2026年11月07日)
  9. 月1200ドルのAIコストが電気代20ドルで済む? NVIDIA「RTX Spark」搭載PCのデモで見えた“ローカルAI”の実力 (2026年11月04日)
  10. 価格は約9万円に上昇、それでも“買い”か? DJIの360度カメラ「Osmo 360 II」を初代と比べて分かったこと (2026年11月05日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー