さて、最近は大容量HDDの値下がりが注目を集めているが、そのほかにも急激に買いやすくなっているパーツがいくつかある。
端的な例はフルHD液晶だ。これまでも24型ワイドモデルが4万円弱で売られることは多々あったが、9月末に登場したBenQの「E2200HD」は3万円以下の価格でヒットを続けている。22型ワイドサイズで初のフルHDモデルで、アナログVGAとDVI-D(HDMI)の2系統を搭載。輝度は300カンデラ、応答速度は2msとなる。「24型ワイドより場所をとらないということもあり、入荷したら即売り切れるという状況が続いています。現在の在庫がなくなったら、次は10月末まで待たなくてはなりません」(T-ZONE.PC DIY SHOP)とのことだ。
また、BDドライブの人気も加速している。複数のショップで売れ筋トップになっているのは、バッファローの「BR-616FBS-BK」で、価格は2万5000円弱。1層式のBD-Rに最大6倍速で書き込めるほか、DVD±Rの書き込み速度も最大16倍速となっている。接続はSerial ATAだ。「少し前までは、LG電子のGGW-H20Nが一番人気でしたが、日本向けに最適化した付属ソフトを用意するBR-616FBS-BKを購入する人が増えていますね。サポートも充実していますし、当面は人気トップの座は動かないでしょう」(ドスパラ秋葉原本店)という。
そのGGW-H20Nだが、ある不具合が原因で支持を大きく下げたという情報もある。「地デジチューナーから録画した映像をBDに書き出したあとGGW-H20Nの付属ソフトで再生しても、うまく表示されないんですよ。その症状を治すにはソフトウェアのアップデートが必要ですが、今のところ修正パッチではなく、有料のアップグレードしか用意していないんです。市販のBDビデオを見るだけなら問題ないですけどね」とのことで、ドスパラ秋葉原本店はパッケージに注意書きを張り付けている。なお、BDビデオの再生だけなら、BD-ROMドライブが安い。LITEONの全ロムドライブ「DH-401S-JP-BOX」は1万4000円前後で出回っている。
ちなみに、先週末はT-ZONE.PC DIY SHOPが9周年、フェイス各店とツートップ秋葉原本店がフェイス10周年記念のキャンペーンを展開している。フェイス10周年記念は11月半ばまでの週末は毎回開催するとのこと。これらのキャンペーンも利用して、さらにお得な買い物を楽しもう。
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