10月8日から10日にかけて、多くのショップにシーゲイトの1.5TバイトHDD「Barracuda 7200.11 ST31500341AS」が入荷した。価格は2万円弱から2万4000円で、在庫は少数ながら再入荷は順調に行われている。
ST31500341ASは、Serial ATA接続の3.5インチHDDで、回転数は7200rpm。キャッシュ容量は32Mバイトで、転送速度は120Mバイト/秒となる。プラッタ構成は明らかにされていないが、T-ZONE.PC DIY SHOPによると「4枚のようです。つまり1枚375Gバイトですね」とのこと。
ST31500341ASは発売当初から好調に売れており、週末までに3回再入荷したショップもあるほどだ。1万9990円で販売するドスパラ秋葉原本店は「小型ケースを使っている場合、1台の容量をできるだけ増やしたいですからね。初回から手を出しやすい価格になっているので、普通に選択肢に入っているようです」と語る。
実際、これまで最大容量のHDDは売れ筋のモデルよりも容量単価が数段高いのが常だ。初の1TバイトHDDとして2007年3月末に登場した日立GST「Deskstar 7K1000 HDS721010KLA330」は5万2000円前後で出回ったが、当時でも500GバイトHDDは1万5000円前後で手に入った。今回は1TバイトHDDとの価格差が1万円程度に押さえられており、「お飾りにならずにすみましたね。1Tバイトモデルが普通に売れている現状、1.5Tバイトやそれ以上の容量を求める声は当然多くなっています。ニーズがあって、価格も安いなら、当然よく売れますよ」(T-ZONE.PC DIY SHOP)という。
しかし、その影にあるショップレベルでの値下げ努力も忘れてはならない。入荷した某ショップは「本当は2万5000円前後で売りたいところ。でも、大容量HDDが注目されているところで、お客さんに“この店は高い!”という印象を持たれたら大ダメージです。ここは利益がほとんどなくなっても、がんばるしかないんですよ」と話していた。
なお、SSDも注目商品の登場はまだとまらない。先週は超小型の32Gバイトモデル「Half Slim 32GB SATA MLC」が話題を集めていた。基板むき出しのSSDで、1.8インチの半分以下の大きさとなっており、Serial ATAで接続できる。T-ZONE.PC DIY SHOPは「ノートPCのすき間を見つけて装着できるユニークなモデルですね。自作欲をそそります」と語っていた。
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