ヒットを続けるNetbookは、先週も新モデルが登場した。ASUSTeKの「Eee PC 900-X」で、価格は4万9800円。在庫は潤沢だ。すでに出回っている901-Xの下位モデルで、CPUにCeleron M 353、計16GバイトのSSDを搭載している。1024×600ドットの8.9型ワイド液晶やWindows XP Home Edition SP3を搭載しているのは共通している。
入荷したフェイス PC館は「中位モデルということもあって、現在のところあまり売れていません。ただ、約5万円というキリのいい価格なので、徐々にヒットしてくれると思います」と今後に期待していた。
また、入荷数が少ないため、店頭に出回る可能性が低いとされたMSIの「Wind Netbook U100 Extra」も、ごく少数の店頭在庫が確認できた。T-ZONE.PC DIY SHOPで1ケタの在庫が残っていたが、「限定モデルということもあって、再入荷は見込めないと聞いています。現在在庫している分が売り切れると、本当に入手できなくなるでしょう」(同ショップ)とのこと。価格は6万9800円だ。
Wind Netbook U100 Extraと同時期に登場した「Wind Netbook U90」の在庫は、比較的潤沢だった。価格は4万9800円。CPUにAtom N270を採用した8.9型ワイドモデルで、80GバイトHDDを内蔵している。某店員さんは「同じ価格なので、私ならEee PC 900-XよりWind Netbook U90を買いますね。やはりAtomを使っているのが大きいです。実際、こちらのほうが好調に売れていますよ」と話していた。
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