　ラインアップは、Core i7-620M、4Gバイトメモリ、500GバイトHDD、地デジチューナーを搭載する最上位の「R5511A4」を筆頭に、Core i5-430M、2Gバイトメモリ、地デジチューナー、Office Personal 2007を搭載する「R511A5B」、R511A5BからOfficeを省いた「R511A5」、Core i3-330Mを搭載し、地デジチューナーやOfficeを備えない「R511A3」の4モデルを用意する。発売は2010年2月下旬を予定し、価格はオープン。想定実売価格はR5511A4が12万9800円、R511A5Bが11万9800円、R511A5が9万9800円、R511A3が8万4800円と予想される。

　最上位モデルのR5511A4は、Intel HM55 ExpressチップセットとGPU機能を内蔵するCore i7-620M（定格クロック2.26GHz）を軸に、1366×768ドット表示に対応する15.6型ワイドの液晶ディスプレイ、4GバイトのDDR3 SDRAM（2Gバイト×2、PC3-10600対応）、500GバイトのHDD、DVDスーパーマルチドライブ、地上デジタル放送チューナーを搭載する。

　地デジチューナーは、同社が開発したmini B-CASカードを採用したPCI Express／Mini Card型モジュールで実現し、付属するアンテナ用F型端子変換アダプタを使用して放送の視聴や録画（ダビング10対応）などを統合AVアプリケーション「PureSpace」で楽しめる。

パールブラックに統一した光沢感のあるボディを採用する。地デジ搭載モデルは、PCI Express／Mini Card型の地デジチューナーモジュールを内蔵する

　主なインタフェースは、HDMI出力、アナログRGB出力、1000BASE-T対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、マルチメモリカードスロット（SDHC対応SDメモリーカード、PRO対応メモリースティック、MMC）、USB 2.0×2（うち1つはeSATA兼用）、マイク入力、イヤフォン出力など。キーボードは標準の19ミリピッチで、テンキーを搭載。OSはWindows 7 Home Premiumの32ビット版と64ビット版をニーズに応じて切り替えられる（プリインストールは32ビット版）。

　本体サイズは394（幅）×254（奥行き）×28（高さ）ミリ、重量は約2.8キロ。14.8ボルト／2800mAhのリチウムイオンバッテリーで、最大約2.7時間のバッテリー動作が可能だ。


ONKYO R5シリーズ店頭モデルの概要（その1）
シリーズ名	モデル名	タイプ	従来比較	CPU	メモリ	HDD	OS	実売
R5	R5511A4	2スピンドル（地デジ内蔵）	新モデル	Core i7-620M（2.66GHz）	4096MB（DDR3）	500GB	32ビット版（64ビット版）7 Home Premium	12万9800円前後
	R511A5B	2スピンドル（地デジ内蔵）	新モデル	Core i5-430M（2.26GHz）	2048MB（DDR3）	320GB	32ビット版（64ビット版）7 Home Premium	11万9800円前後
	R511A4	2スピンドル（地デジ内蔵）	新モデル	Core i5-430M（2.26GHz）	2048MB（DDR3）	320GB	32ビット版（64ビット版）7 Home Premium	9万9800円前後
	R511A3	2スピンドル	新モデル	Core i3-330M（2.13GHz）	2048MB（DDR3）	320GB	32ビット版（64ビット版）7 Home Premium	8万4800円前後
ONKYO M3シリーズ店頭モデルの概要（その2）
シリーズ名	モデル名	液晶	解像度	チップセット	光学ドライブ	GPU	オフィス	重量
R5	R5511A4	15.6型	1366×768	Intel HM55	DVDスーパーマルチ	─	─	約2.8キロ
	R511A5B	15.6型	1366×768	Intel HM55	DVDスーパーマルチ	─	Office Personal 2007	約2.8キロ
	R511A4	15.6型	1366×768	Intel HM55	DVDスーパーマルチ	─	─	約2.8キロ
	R511A3	15.6型	1366×768	Intel HM55	DVDスーパーマルチ	─	─	約2.8キロ