「dynabook R730」は、1366×768ドット表示対応の13.3型ワイド液晶を搭載する2スピンドルノートPCで、ストレージ(HDD/SSD)とバッテリーの種類、光学ドライブの着脱により、本体重量が約1.17キロ〜約1.63キロと、高い機動性を持つのが特徴。基本システムには、Core i3-380M(2.53GHz)+Intel HM55 Expressの組み合わせを採用し、メモリ容量は標準で2Gバイト、ストレージは250GバイトHDDもしくは、128GバイトSSD、光学ドライブとしてDVDスーパーマルチドライブを備える。
インタフェースは、PCカードスロット(Type II)とSDメモリーカードスロット(SDXC対応)のほか、USB 2.0×3(うち1ポートはeSATA共用)、ヘッドフォン、マイク、アナログRGB出力、HDMI出力を搭載する。ネットワーク機能は、IEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LANとギガビットLANを装備。オプションのカスタムメイドサービスにより、WiMAXモジュールも選択できる。
本体サイズは、316(幅)×227(奥行き)×16.8〜42.9(高さ)ミリで、薄型LED液晶を採用する上位モデルは最厚部が40.9ミリになる。バッテリー駆動時間は、バッテリパック61AA装着時で約10〜11時間、バッテリパック91AA装着時で約15〜16時間だ。OSは64ビット/32ビット版Windows 7 Professionalのセレクタブル仕様。価格は23万1000円から。
一方、CPUにCore i7/Core i5/Core i3を選べるフルサイズテンキー付きキーボードを標準搭載した15.6型ワイド(1600×900/1366×768ドット)モデル「dynabook Satellite B650」は21万3150円〜、同じく15.6型ワイド(1366×768ドット)でvProテクノロジー搭載モデルもラインアップする「dynabook Satellite B550」が20万2650円〜、Celeron 925(2.3GHz)を採用することで価格を抑えた「dynabook Satellite B450」が14万7000円〜で販売される。


15.6型ワイド液晶を搭載するラインアップとして、左からdynabook Satellite B650、dynabook Satellite B550、dynabook Satellite B450も投入される
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