速くて安い“Sandy Bridge”ノート――「HP Pavilion dv6-6000 プレミアムライン」を試す抜群のコストパフォーマンス(2/4 ページ)

» 2011年04月28日 19時22分 公開
[鈴木雅暢(撮影:矢野渉),ITmedia]

BTOで1TバイトHDDやSSDが選択可能、USB 3.0ポートも2基搭載

メモリやHDDには底面からアクセスできる

 メモリ容量やデータストレージは、BTOである程度柔軟にカスタマイズすることができる。メモリにはPC3-10600 SO-DIMMを採用しており、容量は8Gバイト、4Gバイト、2Gバイトの3種類が選べる。データストレージは2.5インチのHDD/SSDを採用しており、BTOで1TバイトHDD(5400rpm)、500GバイトHDD(7200rpm)、160GバイトSSDなどの選択肢が用意されている。

 今回の評価機は160GバイトSSDを採用しており、SSDにはIntel X25-M(SSDSA2M160G2HP)を搭載していた。なお、SO-DIMMソケット(2基)とHDDベイ(1基)には底面のカバーを開けるとアクセスできる。右側面の光学ドライブは、Blu-ray Discドライブ(DVDスーパーマルチドライブ機能搭載)かDVDスーパーマルチドライブかを選択可能だ。

 通信機能は、ギガビット対応の有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n対応の無線LANを標準装備しており、BTOではBluetooth 3.0も追加できる。本体装備のコネクタは、USB 3.0とUSB 2.0ポートを2基ずつ、2in1メディアスロット(SDXC/SDHC/SD、MMCに対応)を装備。ディスプレイ出力としてMini DisplayPortとHDMI、アナログRGB出力を備える。このほか、サウンド端子が3基(マイク入力×1、ヘッドフォン/ライン出力×2)用意されている点も目を引く。液晶ベゼル上部には92万画素のWebカメラ(HP TrueVision HD Webcam)、パームレスト右に指紋センサーも装備する。

 ExpressCardスロットやeSATAポートは省かれているものの、USB 3.0ポートを2基装備するなど、最近のトレンドに沿った内容といえる。ちなみに、スタンダードラインのエスプレッソブラックモデルはUSB 3.0ポートを搭載せず、USB 2.0ポートが4基となり、指紋センサーも省かれる。

本体前面/背面

本体左側面/右側面

 プリインストールOSには64ビット版Windows 7を採用しており、エディションはHome PremiumとProfessionalが選べる。また、オフィススイートとして、Microsoft Office Personal 2010またはMicrosoft Office Home and Business 2010の追加も可能だ。

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