パナソニック、第2世代Core vPro搭載タブレットPC「TOUGHBOOK H2」ヘルスケア/フィールドモデルを用意

» 2011年07月12日 23時36分 公開
[池田憲弘,ITmedia]

 パナソニックは7月12日、10.1型ディスプレイを備えた法人向けタブレットPC「TOUGHBOOK H2」を発表した。2011年10月7日に発売する。医療現場での利用を想定したヘルスケアモデルと、フィールドモデルの2種類を用意する。価格はオープンだ。

photophoto TOUGHBOOK H2 ヘルスケアモデル(写真=左)、TOUGHBOOK H2 フィールドモデル(写真=右)

 TOUGHBOOK H2シリーズは頑丈さが特徴のタブレットPC。今回のモデルチェンジでは、従来機ではAtom Z540だったCPUがCore i5-2557M vPro(1.7GHz/最大2.7GHz)となるなど、基本性能が大幅に上昇したのが見どころだ。急速充電に対応し、充電時間は約3時間と従来の約半分になったほか、フィールドモデルでは半透過型液晶を搭載することで輝度が向上(快晴時の太陽光を反射した場合で6000カンデラ、平方メートル相当)するなど、細かなブラッシュアップもなされている。

 主な仕様は、Core i5-2557M vPro(1.7GHz/最大2.7GHz)にIntel QM67 Expressチップセットを組み合わせた基本システムに、メモリは2Gバイト、HDD容量は160Gバイト、タッチパネル付きの10.1型液晶ディスプレイ(1024×768ドット)を搭載し、OSは32ビット版Windows 7 Professional(SP1)をプリインストールする。

 インタフェースは、USB 2.0×1、1000BASE-T対応の有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth 2.1+EDR、シリアルコネクタなどを備える。本体サイズは、274(幅)×268(奥行き)×34〜58(高さ)ミリで、重量は約1.58キロだ。バッテリー駆動時間は最長で約7.5時間となる。

 ヘルスケアモデルは、2011年7月13日〜15日に東京ビッグサイトで開催される「国際モダンホスピタルショウ2011」のパナソニックブースで実機を体験できる。

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