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» 2011年07月25日 15時30分 公開

これぞ、男のコのPCですな:戦力増強の“ステルス”ゲーミングノートPC――「G73SW」でぶっ飛ぶ (3/5)

[望月瞬(撮影:矢野渉),ITmedia]

倍速駆動のフルHD液晶を搭載、NVIDIA 3D Vision用エミッターも内蔵

NVIDIA 3D Visionによる3D立体視をサポートする

 G73SWの大きな特徴の1つとして、標準でNVIDIA 3D Visionの3D立体視に対応する点がある。NVIDIA 3D Visionは、アクティブシャッター式の3Dメガネと、画面描画と3Dメガネを赤外線で同期する専用エミッターで構成されるが、この専用エミッターを本体に内蔵しているのだ(3Dメガネも標準で付属)。

 単独製品のNVIDIA 3D Visionでは、専用エミッターはUSB接続の外付け機器なので、USBポートを消費して設置スペースも必要となる。しかし、専用エミッターを内蔵したG73SWならば、余分な設置スペースは不要で、USBポートも消費しない。この点は、標準搭載の強みだ。

 専用エミッターは、液晶ディスプレイの上部にある200万画素Webカメラの隣に内蔵されている。キーボード左上のボタンか、Windows 7上のNVIDIAコントロールパネルでオン/オフを切り替える仕組みだ。

 最初はNVIDIAコントロールパネルでセットアップウィザードを実行し、その後は専用エミッターをオンにして、付属の3Dメガネのフレームに設けられたボタンを押して同期を取れば準備完了だ。NVIDIA 3D Vision対応ゲームを起動したり、Blu-ray 3Dタイトルを再生すると、3D立体視が有効となる。

 なお、3D立体視に対応する付属の再生ソフトは「Roxio CinePlayer BD with 3D」だ。2D映像のDVD-Videoタイトルなどをリアルタイムで3Dに変換し、3D立体視で視聴する機能もある。

アクティブシャッター式のNVIDIA 3D Vision用3Dメガネが付属(写真=左)。Webカメラの隣にはNVIDIA 3D Visionのエミッターを内蔵しており、3D機能有効時に点灯するインジケータも備える(写真=中央)。キーボードの左上に青く光る3つのワンタッチボタンを装備(写真=右)。右のボタンが3Dモードの切り替え用だ。中央ボタンは省電力モードの切り替え、左のボタンはキーボードバックライトとワンタッチボタンライトのオン/オフに使う

 NVIDIA 3D Vision対応ということで、17.3型ワイド液晶ディスプレイは、120Hz駆動をサポートしている。解像度は1920×1080ドットのフルHD対応で、光源は白色LEDバックライト、画面は非光沢のノングレアタイプだ。画面サイズが17.3型ワイドでドットピッチが比較的広いため、1920×1080ドットのフルHD表示でも、画面のアイコンやフォントの視認性はまずまず保たれている。

 また、最近の大画面ノートPCでノングレア画面は珍しく、この仕様を歓迎する人は少なくないだろう。ノートPC向けのTNパネルなので、視野角が狭めなのは仕方ないが、正面から見るぶんには問題なく、発色はバランスが取れている。ただし、3D立体視を行う場合は、輝度がそれなりに下がることは覚えておきたい(これはG73SWに限らず、アクティブシャッター式3D立体視の構造的な問題だ)。

液晶ディスプレイは17.3型フルHDパネルを搭載(写真=左)。液晶に常時点灯ドットが存在した場合、購入日より30日間であれば無償で交換してもらえる「ZBD」サービスを受けられるのは安心感がある。液晶ディスプレイのヒンジがボディ端ではなく内側にあるため、液晶ディスプレイの開く角度は浅い(写真=右)

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