睡魔と戦う武器をください――「居眠り防止アラーム」を装備してみた:なんだか“うるさい”ヤツを試してみよう(2/2 ページ)

» 2011年08月26日 17時30分 公開
[池田憲弘(撮影:矢野渉),ITmedia]
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意外に“暴発”しない

 製品の仕組みは理解したが、音が大きすぎて会社で使うのはリスクが高い。

 だが、逆に音が鳴ることを恐れて眠気が吹き飛ぶという副次的な効果があり、緊張感をもって仕事に取り組める。しかし、居眠りとは関係ない日常動作で音が鳴るといういわゆる“暴発”は起こらないのだろうか。手元の書類を見ただけで武器が“発動”するようなことがあれば、周りに迷惑をかけてしまう。どのような動作を行うと音が鳴るのかを調べた。

日常動作におけるアラームの起動
行動 アラーム起動 備考
書類を手で持って見る なし ―
電話を取る・かける なし 数字のボタンを見ても大丈夫
ほおづえをつく なし 横に傾くなら大丈夫。下に傾けば保証はできない
片手の手のひらにあごを乗せる なし ―
両手を組み、あごを上に乗せる なし ―
スマートフォンを使う なし 片手で持って使うなら基本的にOK
手元のキーボードを見る 微妙 キーボードの位置によるが、割と鳴る
手元でメモを書く あり ―
ひき出しを空ける あり ―
コピーをとる あり 設定画面を見たらアウト
自動販売機 あり お金を入れようとしたらアウト

 常に地面に対して70度以上の姿勢をキープしなければならないことを考えると厳しいと思っていたが、デスクでPCを使うぶんには“暴発”する場面はあまりなかった。個人差はあるが、首を無理に下に傾けると音が鳴る、という感覚だ。さらに、音が鳴らないようにと気をつけたことで、下を向く場面が減りいい姿勢で仕事ができた。

オリジナルの使い方を考えるのもアリ

 いい姿勢で仕事ができ、いつもより仕事がはかどってレベルアップした気がする。この武器の、下を向くと音が鳴るという仕組みを居眠り防止以外に使えないだろうか。

 まず、思いついたのはブラインドタッチだ。手元のキーボードを見ると音が鳴るという機能を生かし、ブラインドタッチの練習に使えそうだ。かつてブラインドタッチにチャレンジした時は、意志が弱くすぐにキーボードを見てしまい、習得までにかなり時間がかかったことを覚えている。この製品を渡され「音が鳴らないようにPCを使ってみろ」とでも言われれば、すぐにブラインドタッチを覚えただろう。

 このほか、スクワットにも効果を発揮することを発見した。顔を上げたままスクワットを行うのは相当疲れる。気を抜くと顔が下に向いてしまい音が鳴るので、自分を戒めるのには効果的だ。腕立て伏せも試したが、顔を上げたまま行うのはとても難しい。筋トレの効果を上げるのには向く製品だ。もう1つ、人から指摘され続けた首猫背を直せるのではないかとも期待している。

 会社ではよい姿勢で仕事ができ、家ではいろいろと遊べて大満足だ。睡魔と戦う武器として299円で装備できるなら、お安い買い物である。

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