コミック読書にちょうどよいサイズ感──7型サイズのお手ごろ・快速タブレット「GALAPAGOS A01SH」:まだ終わらんよ(1/3 ページ)

» 2011年10月14日 15時00分 公開
[太田百合子(撮影:矢野渉),ITmedia]
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電車でもちょうどよく使える7型サイズの「GALAPAGOS」

photo イー・モバイル「GALAPAGOS A01SH」とポータブル無線LANルータ「Pocket WiFi GP02」(左)

 先日、シャープがメディアタブレット「GALAPAGOS(5.5型サイズのEB-W51GJと、10.8型サイズのEB-WX1GJ)」を2011年9月末に販売終了すると発表したが、GALAPAGOSシリーズそのものが絶滅するわけではない。イー・アクセス/イー・モバイルブランドの7型タブレット「GALAPAGOS A01SH」がある。今回はこの2011年10月現在、唯一のGALAPAGOS現行モデルとなるA01SHの使い勝手をチェックしよう。

 A01SHはOSにAndroid3.2、プロセッサにデュアルコアのTegra 2を採用する、いわゆるAndroidタブレットだ。本体サイズは122(幅)×195(高さ)×11.9〜12.6(厚さ)ミリ、重量は約389グラム。同じ7型ボディの「GALAXY Tab SC-01C」と同等で、10.1型サイズのタブレットよりひとまわり小さく軽量なため、手のひらに収まるサイズ感を実現する。GALAXY Tabとの違いは、最新のAndroid3.2を搭載した点、イー・モバイルブランドで販売するが3Gデータ通信機能を内蔵しない無線LANモデルであることなどが挙げられる。外出先では、イー・モバイル「Pocket WiFi GP02」などのポータブル無線LANルータとともに活用するイメージだ。家電量販店ではこれらがセットで販売され、2年間の通信契約により本機を実質割引価格で購入できる特典などもある。

 このほか、GALAXY Tab SC-01Cに搭載する旧Android 2.xシリーズは縦位置での使用が基本だが、タブレットデバイス向けとする本機のAndroid3.2は横位置での利用が主となっている。こちらは、裏面のロゴやハンドグリップの位置、ステレオスピーカーの配置などからもそれが伺える。


photophoto 7型ワイド(1024×600ドット)の静電タッチパネル搭載ディスプレイを採用する。Android基本操作のための戻る/ホーム/メニューキーもタッチ操作で行うので、本体前面にハードウェアキーはない。左側に200万画素のインカメラと明るさセンサー、右側に充電LEDが備わる(写真=左)。裏面は500万画素のAF付きアウトカメラとLEDライトを備える。両側面にあまり横位置操作用のグリップが造形されている
photophotophoto 上面、底面にインタフェース類はない(写真=左)。両側面にステレオスピーカー、左側面に電源ボタン、ボリュームボタン、ヘッドフォン端子(3.5ミリステレオピンジャック)、右側面にmicroSDスロット、内蔵マイク穴、Micro USB、Micro HDMI出力、DC入力端子が備わる(写真=中央、右)

 起動後、ホームボタンを押すと「GALAPAGOS App for Tablet」か「ランチャー」かを選択するよう促すメッセージが表示される。ランチャーはAndroid 3.2標準のホーム画面、対してGALAPAGOS App for Tabletは、シャープのGALAPAGOSサービスを便利に、主にeBookリーダーとして活用するときに選びたいオリジナルのホーム画面だ。ホームボタンで書籍の表紙が並ぶ“デスク”と呼ぶ画面が開く。

photo 横位置/縦位置のホーム画面。「TSUTAYA GALAPAGOS」用アプリケーション、「GALAPAGOS App for Tablet」のウィジェットが配置されている
photophoto ホーム画面は標準/GALAPAGOS App for Tabletが選べる。どちらかを選び“常にこの操作を使用する”をチェックしておかないと、ホームボタンを押すたび選択メッセージが出て面倒なので少し気をつけたい。ホーム画面の変更は設定→アプリケーション→アプリケーションの管理→すべて から行える(画像=左)。書籍の表紙が並ぶ「デスク」。こちらがGALAPAGOS App for Tabletのホーム画面だ
photo 立ったまま手にしても違和感なく使えるお手ごろサイズだ。実際の本と違い「電子機器なので、落とさないようにしよう」的な心配を無意識にしてしまうのだが、それは慣れの範囲と思う

 なお先ほどAndroid 3.2は横位置が基本と述べたが、「GALAPAGOS App for Tablet」のメニューは縦位置で使用するスタイルとなっている。一方で本体裏面のグリップは横位置用にデザインされており、若干の矛盾があるのだが、側面そのものはなだらかに丸みを帯びた造形であるために手にしたフィット感に悪い部分はない。

 GALAPAGOS App for Tabletメニューの基本機能は、これまでのEB-W51GJやEB-WX1GJ、スマートフォン向けに提供される「GALAPAGOS App for Smartphone」と大きく変わらない。eBookを読むには、左下のボタンからアクセスする「TSUTAYA GALAPAGOS」のサイトでユーザー登録を行ってから購入手続きを行う。TSUTAYA GALAPAGOSは、1ID(1つのユーザー登録)に対して3台までの機器を登録でき、購入したeBookデータを共有できる。


photophotophotophoto 購入したeBookは“デスク”に登録される。ダウンロードの状況は、ツール→ダウンロードマネージャで確認できる(画像=左)、デスクの「未読・おすすめ」には、おすすめの新刊なども表示されるようになる。1度開いた本は自動的に「最近読んだ本」に移動し、さらにお気に入りとして登録すれば「お気に入り」にも表示される。本は好きな順番に並べ替えることも可能だ(画像=中央)。「ブックシェルフ」から、タイトルや著者名で本を探すこともできる。購入したデータが増えてきたときに便利だ(画像=右)

 TSUTAYA GALAPAGOSは、書籍のほかに雑誌の定期購読もできる。こちらは読む雑誌にもよるが、本機の7インチワイドディスプレイ(1024×600ドット)で、本来はA4サイズクラスである雑誌を快適に閲覧するにはやや小さいと感じる印象だ。一方、テキストが中心の書籍は普通に単行本サイズ感覚で読める。普段から文庫本を携帯する筆者は、荷物をより少なく・軽くしたいという意味を含めてもう少し画面サイズが小さくてもよいという印象を受けた。

 ちょうどいいサイズ感だったのがコミックだ。電子書籍ストアのTSUTAYA GALAPAGOSは、ドットブック(.book)形式への対応にともない、2011年8月以降に講談社コミックなどのコンテンツが大幅に拡充された。コミック単行本は冊数が多いため、一度にまとめて何冊分も持ち歩けて、まとめて読める電子書籍用途に適するコンテンツだ。そのコミックをちょうどいいサイズ感で読めるということで、マンガ好きの層にはこの点でなかなか魅力的な端末だといえる。

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