10月16日、カフェソラーレ リナックスカフェ秋葉原店にて、日本AMD主催のもと「AMD 秋のFX祭り」が開催された。同イベントでは、近々発売予定の新アーキテクチャ「Bulldozer」を採用したデスクトップ向けCPU“Zambezi”こと「AMD FX」シリーズのアピールや、同CPUを使用したオーバークロックの実演などが行われた(関連レビュー:Bulldozerは気難しい──AMDの新CPUアーキテクチャ“Zambezi”を試す)。
イベント開始にあたり、マイクを取った日本AMDマーケティング本部の森本氏は「AMDとしては、約2年ぶりとなるイベントです。我々としても待ちに待ったこの新製品を、今日みなさまにご紹介できることがとてもうれしい。8コア製品を含むAMD FXシリーズ、本当にお待たせしました」とコメントした。
会場は、開催時間を通して終始ユーザーらで埋め尽くされており、一時は身動きがまったく取れないほど。そのあまりの盛況ぶりに同社スタッフも「ある程度は予想していましたが、まさかここまでとは……もう言葉になりません」とうれしい悲鳴を上げていた。


イベントを通して司会進行を務めていた、日本AMDマーケティング本部の森本氏(写真=左)。会場は終日満員状態。セッションの合間などに行われたジャンケン大会も大いに盛り上がった(写真=中央)。AMD FXシリーズ最上位となる8コアCPU「FX-8150」を搭載するデモマシンも設置されていた(写真=右)また、各マザーボードベンダーもイベントに駆けつけ、AMD FXシリーズの発表を祝うとともに、サポートするSocket AM 3+対応マザーボード製品を改めてアピールした。その際、各社より同CPUシリーズを搭載する時の注意点として、「すでにユーザーが所有している対応製品の中には、BIOSのアップデートが必要なマザーボードもあるので、AMD FXシリーズのCPUを載せる時は確認してほしい」とのコメントがあった。ただし、現在店頭に並んでいる製品は問題ないとのことだ。


Socket AM 3+対応マザーボードが数多く展示されており、ユーザーらの注目を浴びていた(写真=左)。ASRock「Fatal1ty 990FX Professional」(写真=中央)。ASUSTeKのマザーボードラインアップ(写真=右)Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.