Corsairが、PCゲームユーザー向けに発表した製品は、キーボードが2モデル、マウスが2モデル、そして、ヘッドセットが3モデルだ。キーボードとマウスは、それぞれ、FPSに特化したモデルとRTS、RPGに特化したモデルに分かれる。
キーボードで登場したのは「Corsair Vengeance K90」(K90)と「Corsair Vengeance K60」(K60)で、K90がRTSとRPGに特化したモデル、K60がFPSに特化したモデルになる。どちらも、Cherryの赤軸メカニカルキースイッチを採用したことで打つ力が少なく済み、長時間のゲームプレイに適していることや一定の力でキーを押せること、クリック音がなく打鍵音が静かなことがゲームユーザーに好まれるとCorsairは述べている。
また、複数のキーを同時に押したときに一部のキーが認識されなくなる“ゴースト”現象を発生させない「アンチゴースト」対策が施されたほか、20キーの同時押しもサポートする。さらに、ボディにアルミを採用することで耐久性を向上させて、キーボードを強い力でたたいても(ゲームプレイ中にはよくある)内部の基板がダメージを受けないようにしている。
K90では、キーボード左側に横3列縦6段のマクロキーを搭載する。標準で付属するVengeanceソフトウェアで18キーのそれぞれにキーボード操作をマクロで保存できるほか、18キーの組み合わせを3パターンで切り替えるスイッチも設けているので、最大で18マクロキー×3パターンの組み合わせが利用できる。また、キーボード内部にLEDを内蔵して、暗所のゲームプレイでも操作ができるようにした。
FPSに特化したK60では、キャラクター操作で必ず使う「W」「A」「S」「D」キーと武器の持ちかえで使う数字の「1」「2」「3」「4」「5」「6」キーのトップを赤くしたFPS専用キートップを用意する(通常利用のキートップも標準で用意する)。赤いキートップには、それだけの組み合わせでの操作に特化したカーブが設けられたほか、すべり止めを刻印している。また、FPSゲームでは主にキーボードの操作に使う左腕を載せるリストレストも備える。なお、リストレスト内部には通常用キートップとキートップ交換工具を収納する。
モデル名 | K60 | K90 |
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価格 | 1万1980円 | 1万2980円 |
出荷予定 | 11月中旬 | |
本体サイズ | 438(幅)×168(奥行き、リストレスト装着時は257)×27(厚さ)ミリ | 502(幅)×210(奥行き)×27(厚さ)ミリ |
ケーブル長 | 200センチ | |
重さ | 1240グラム | 1390グラム |
インタフェース | USB接続 | |
対応OS | Windows 7、Windows Vista、Windows XP | |
キー配置 | US ASCIIレイアウト | |
キーストローク | 4ミリ | |
レポートレート | 125Hz/250Hz/500Hz/1000Hzの4段階切り替え | |
マルチメディアキー | 6ボタン | |
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