ユーザーの意見を反映した第4世代のLet'snote──「Let'snote SX1」説明会第4世代のキーワードとは?(1/3 ページ)

» 2012年01月25日 17時17分 公開
[長浜和也,ITmedia]

第4世代は「クリエイティブ」なLet'snoteに

 Let'snoteの2012年春モデルでは、薄く、フラットにした新しいボディを採用した新シリーズ「Let'snote SX1」と「Let'snote NX1」が登場した。PC USERでは、Let'snote SX1の性能評価をこちらで行っており、試作機ながら、本体に備わった機能と仕様、ベンチマークテストで測定した性能を紹介している。

 ここでは、説明会でパナソニックが語った、“新しいボディを採用したLet'snoteのコンセプト”を中心に、会場で展示されていた“天板”オプションなどとあわせて紹介したい。

 パナソニック AVCネットワークス社 ITプロダクツビジネスユニット長の原田秀昭氏は、Let'snote SX1とLet'snote NX1を「第4世代の進化」と説明する。第1世代はビジネスモバイルとして軽量と長時間バッテリー駆動を実現したLet'snote R1以降のモデルで、第2世代は軽量、長時間駆動にあわせて堅牢性も加わったLet'snote W4以降のモデル、そして、第3世代は、TDP 35ワットクラスのCPUを搭載して高性能を発揮できるようになったLet'snote S8以降とパナソニックでは扱っている。

 第4世代のLet'snoteでは、薄いボディとユーザーの利用場面に合わせて使い分けられるバッテリーパックやACアダプタの標準付属、そして、利用者が増えているスマートフォンとPCの連携利用など、ユーザーが希望する機能を実装することで「軽量、長時間、頑丈、高性能」に「クリエイティブ」というキーワードを加え、「スタイリッシュボディ」「スマートフォン連携」という要素を訴求する。

 さらに、原田氏は2012年におけるLet'snoteの新しい取り組みとして、アジア(市場向け)モデルの展開と、アジア・中国地域に進出する企業ユーザーに対するクロスボーダーセールスとサポートを提供する予定であることを明らかにした。

15年をかけて3世代にわたって進化したLet'snoteシリーズ(写真=左)。第4世代は「クリエイティブ」がキーワードとして加わった(写真=中央)。さらに、2012年はアジア市場にも製品を展開していくことを明らかにした(写真=右)

薄型、フラット、堅牢性、高性能のすべてを実現した欲張りなデザイン

 パナソニック AVCネットワークス社ITプロダクツイビジネスユニット テクノロジーセンター レッツノート統括 参事の坂田厚志氏は、Let'snote SX1の具合的な特徴を紹介し、Let'snote SX1で最初に取り上げられるのは、薄くてフラットなボディとなるが、それでいて、従来モデルと同等の堅牢性と高性能を実現したことにも注目してほしいと訴求する。

 Let'snote SX1は、従来モデルのLet'snote S10からボディの厚さが30パーセントも薄くなり、天面のボンネット構造の高さも低くしているが、その薄くなったボンネット構造パネルの一部を厚くすることで、従来と同じ強度を確保したほか、本体キーボード側のパネルでは、内蔵する光学ドライブを収容する複雑な構造の部分を別パーツとすることで、これまでできなかった金属化が可能になって、ここでも強度を確保できたことを解説した。

 また、薄いボディにTDP 35ワットクラスのCPUを搭載して、高クロックで動作させるために、クーラーユニットにも改良を加え、クーラーファンをより薄く、かつ、径を大きくし、羽根の形状も改良することで風量を増したうえに、ヒートシンクでは、それまでのアルミパネルから厚みのあるアルミキャストに変更し、その表面に放熱効果を上げる突起を多数設けたことを紹介した。

ボディの厚さが従来比30パーセント減となったLet'snote SX1でも、100キロf加圧振動試験に76センチ落下試験と従来の出荷時試験をクリアする堅牢性を持たせた

薄いボディで堅牢性を維持するため、ボンネット構造では一部を厚くして補強し(写真=左)、キーボート面のボディパネルは光学ドライブ部分を別バーツにして金属化した(写真=中央)。クーラーユニットも薄く、かつ、効率を上げるため、クーラーファンとヒートシンクに改良を加えた(写真=右)

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