Radeon HD 7700シリーズ搭載モデル、ベンダー各社から登場(2/2 ページ)

» 2012年02月15日 20時56分 公開
[ITmedia]
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Sapphire

 アスクは、Sapphire Technology「HD7770 1G GDDR5 PCI-E HDMI/DVI-I/DUAL MINI DP」と「HD7770 GHZ EDITION OC 1G GDDR5 PCI-E HDMI/DVI-I/DUAL MINI DP」、「HD7750 1G GDDR5 PCI-E HDMI/DVI-I/DP」の取り扱いを開始する。いずれも大口径ファンを1基内蔵する2スロットサイズのオリジナルデザインのクーラーユニットを採用する。

 出荷開始は、HD7770 1G GDDR5 PCI-E HDMI/DVI-I/DUAL MINI DPが2月15日から、ほかの2モデルは2月中旬からの予定だ。実売予想価格は、HD7770 1G GDDR5 PCI-E HDMI/DVI-I/DUAL MINI DPが2万円前後、HD7770 GHZ EDITION OC 1G GDDR5 PCI-E HDMI/DVI-I/DUAL MINI DPが2万1250円前後、HD7750 1G GDDR5 PCI-E HDMI/DVI-I/DPが1万5800円前後になる見込みだ。

 HD7770 1G GDDR5 PCI-E HDMI/DVI-I/DUAL MINI DPとHD7770 GHZ EDITION OC 1G GDDR5 PCI-E HDMI/DVI-I/DUAL MINI DPは、Radeon HD 7700を搭載したグラフィックスカードで、“GHZ EDITION OC”はコアクロックを1150MHzに、グラフィックスメモリの転送レートを5Gbps相当に設定したオーバークロックモデルになる。どちらも映像出力インタフェースはDVI、HDMI、2基のMini DisplayPortという構成だ。

 HD7750 1G GDDR5 PCI-E HDMI/DVI-I/DPは、Radeon HD 7750を搭載する。コアクロックは800MHz、グラフィックスメモリはGDDR5を1024Mバイト載せて、転送レートは4500Mbps相当になる。映像出力インタフェースは、DVI、HDMI、そして、DisplayPortを備える。

「HD7770 1G GDDR5 PCI-E HDMI/DVI-I/DUAL MINI DP」(写真=左))と「HD7750 1G GDDR5 PCI-E HDMI/DVI-I/DP」(写真=右)

XFX

 リンクスインターナショナルは、PINE TechnologyのXFXブランドで「XFX R7770 DOUBLE DISSIPATION FX-777A-ZDFC」と「XFX R7770 BLACK EDITIONFX-777A-ZDBC」の取り扱いを開始する。どちらもRadeon HD 7770を搭載するグラフィックスカードだ。出荷開始は2月末で、実売予想価格は、XFX R7770 DOUBLE DISSIPATION FX-777A-ZDFCが1万7800円前後、XFX R7770 BLACK EDITIONFX-777A-ZDBCが1万9800円前後とみられる。

 XFX R7770 DOUBLE DISSIPATION FX-777A-ZDFCは、2基のファンを内蔵して独自のヒートシンクシステムを採用したオリジナルの「Ghost Thermal Technology」を取り入れたクーラーユニットを搭載する。コアクロックは1000MHzでグラフィックスメモリはGDDR5を1Gバイト載せる。転送レートは4500Mbps相当だ。映像出力インタフェースは、Mini DisplayPortにDVI、HDMIを備える。外部補助電源コネクタは6ピンが1基だ。

「XFX R7770 BLACK EDITIONFX-777A-ZDBC」も、2基のファンを内蔵して独自のヒートシンクシステムを採用したオリジナルの「Ghost Thermal Technology」を取り入れたクーラーユニットを搭載する。コアクロックは1090MHzとリファレンスデザインから90MHz上げて設定している。グラフィックスメモリはGDDR5を1Gバイト載せる。転送レートは4980Mbps相当だ。映像出力インタフェースは、Mini DisplayPortにDVI、HDMIを備える。外部補助電源コネクタは6ピンが1基だ。

「XFX R7770 DOUBLE DISSIPATION FX-777A-ZDFC」(写真=左)と「XFX R7770 BLACK EDITIONFX-777A-ZDBC」(写真=右)

GIGABYTE

 CFD販売は、GIGABYTEの「GV-R777OC-1GD」「GV-R777D5-1GD」「GV-R775OC-1GI」の取り扱いを開始する。出荷開始予定は、GV-R777D5-1GDが2月17日で、ほか2モデルは2月下旬から。実売予想価格は、GV-R777OC-1GDが1万8000円前後、GV-R777D5-1GDが1万7000円前後、GV-R775OC-1GIが1万4000円前後の見込みだ。

 GV-R777OC-1GDは、Radeon HD 7770を搭載し、コアクロックを1100MHzに設定したオーバークロックモデルだ。グラフィックスメモリはGDDR5を1Gバイト載せ、転送レートは4500Mbpsに相当する。10センチのファンを内蔵したオリジナルデザインのクーラーユニットを採用し、静かな低回転数でも高い冷却効果を発揮する。映像出力インタフェースは、DVI、HDMI、2基のMini DisplayPortを用意する。外部補助電源コネクタは6ピン1基の構成だ。

 GV-R777D5-1GDもRadeon HD 7770を搭載するが、こちらは、コアクロックを1000MHzとリファレンスデザインに準拠する。ただし、クーラーユニットはGV-R777OC-1GDと同じ、10センチファンを内蔵したオリジナルデザインだ。グラフィックスメモリはGDDR5を1Gバイト載せ、転送レートは4500Mbpsに相当する。映像出力インタフェースはDVI、HDMI、2基のMini DisplayPortを用意する。外部補助電源コネクタは6ピン1基の構成だ。

 GV-R775OC-1GIは、Radeon HD 7750を搭載し、コアクロックを880MHzに設定したオーバークロックモデルだ。クーラーユニットはRadeon HD 7770搭載モデルと同じ、10センチファンを内蔵するオリジナルデザインで、2スロットサイズとなる。グラフィックスメモリはGDDR5を1Gバイト載せ、転送レートは4500Mbpsとなる。映像出力インタフェースには、DVI、HDMIに加えてアナログRGBを用意する。また、外部補助電源用のコネクタは載せていない。

「GV-R777OC-1GD」(写真=左)に「GV-R777D5-1GD」はRadeon HD 7770を搭載し(写真=中央)、「GV-R775OC-1GI」はRadeon HD 7750を搭載する(写真=右)

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