テレビと間違えるほどの使い勝手──「Inspiron One 2320」:新居が1部屋なら1台どう?(1/2 ページ)

» 2012年02月23日 10時00分 公開
[林.佑樹(撮影:矢野渉),ITmedia]

これはデジタル3波対応チューナー搭載モデルなんだよ

 液晶一体型PCは、デスクトップPCより省スペースで、ノートPCよりハイスペックという立ち位置もあって、依然として多くのPCメーカーが製品を投入している。その中には、同じメーカーの大画面テレビに近いデザインのデジたるチューナー搭載モデルもそろえているように、テレビとPCを1台にして省スペース用途で利用するユーザーに向けたモデルも少なくない。

 デルの「Inspiron One 2320」も液晶一体型PCで、構成によってはデジタル3波チューナーを搭載する。Webページでも、PC用途以上に、専用ソフトウェアとリモコン操作で快適にテレビを楽しむ場面を訴求している。

 23型ワイド液晶ディスプレイを搭載し、解像度は1920×1080ドットという仕様から、このPCがテレビを意識しているのがよく分かる。CPUは、Core i5-2400S(2.5GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.3GHz)、メモリはDDR3 1333MHzで4Gバイトモジュールを1枚搭載、HDDは2Tバイトだ。グラフィックス機能は、Intel HD Graphics 2000だが、テレビ視聴用途なら十分だ。本体側面から光学ドライブにアクセス可能で、評価用機材はBlu-ray Discドライブを搭載していた。

デジタル3波対応チューナーを搭載した「Ispiron One 2320」(写真=左)は、23型ワイド液晶ディスプレイを採用して解像度は1920×1080ドットとフルHDに対応する

 Inspiron One 2320で最も重要なパーツとなるのが、デジタル3波対応も選べるチューナーだ。なお、BTOの選択肢をみると、このほかのハードウェア変更はないに等しい。ちなみに、米国DellのWebページでは、Core i7シリーズ搭載モデルや、グラフィックスカードの選択が可能だ。

 23型ワイドで1920×1080ドットの表示ができる液晶ディスプレイは、テレビとして複数のユーザーが画面を見る場合も安心して使える。ただ、PCとして利用する場合は、標準設定の輝度は高く感じた。奥行きは約78.8ミリでリビングでも置き場所に困らない。映像入力インタフェースとしてHDMIとアナログRGBを用意するので、ノートPCなどの外付けディスプレイとしても利用できる。

左側面には、輝度調整、ボリューム調整、ヘッドフォン端子、マイク端子、USB 2.0、カードリーダを備え(写真=左)、右側面は光学ドライブと電源、映像入力切替ボタンを用意する(写真=右)

主要なインタフェースは背面に集中する。4基のUSB 2.0に有線LAN、B-CASカードスロット、そして、S/PDIF、コンボジット端子にHDMI入力とアナログRGB入力を搭載する(写真=左)。ボディパネルを外してもシステムボードは姿を見せない。ただし、ヒートパイプとヒートシンク、そして、ファンを組み込んだクーラーユニットを見ることができた(写真=右)

 液晶一体型PCなので拡張性は限られる。ただ、省スペースを意識した工夫がなされていて、本体は3点で保持されており、ディスプレイを支えるスタンドは細身ながらも安定している。背面のスタンドはクリアパーツを採用して視覚的に目立たない。ディスプレイはチルド角が調整可能で、本体の近くで操作するときは倒しておくと、姿勢と視線が自然になって疲れにくい。

 もう1つテレビの視聴で活躍するのが、JBLブランドを掲げるスピーカーだ。低音がやや軽いがバランスはいい。省スペースPCでもいい音を楽しみたいユーザーに注目して欲しいポイントだ。

JBL監修のスピーカーユニットをボディに内蔵する(写真=左)。ディスプレイはチルト角を変更できる(写真=右)

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