電子情報技術産業協会(JEITA)は3月22日、2012年2月の国内PC出荷台数を発表した。出荷台数は前年同月比21.3%増の101万7000台。2月に100万台を超えたのは、現在の集計方法を採用した2007年度以降で初めてとなる。
内訳は、デスクトップPCが前年同月比19.2%増の30万5000台、ノートPCが同22.2%増の71万2000台。法人向けPCの買い換え需要が引き続き活発であったことや、個人向けPCの新製品が発売したことが要因だとJEITAは推測している。全PCの出荷台数のうち、ノートPCの比率は70%となっている。
出荷金額は出荷台数の増加に伴い、前年同月比で10.3%増加し762億円となり、7カ月ぶりに前年同月比でプラスとなった。このうちデスクトップPCが同5.6%増の239億円、ノートPCが同12.7%増の523億円だった。
統計に参加している企業は、アップルジャパン、NEC、ソニー、オンキヨー、セイコーエプソン、東芝、パナソニック、日立製作所、富士通、三菱電機インフォメーションテクノロジー、ユニットコム、レノボ・ジャパンの12社。デル、日本ヒューレット・パッカード、ASUSTeK、エイサーなどは含まれていない。
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