NVIDIA、デュアルGPUな最上位“Kepler”もちろん、SLI対応が大前提です

» 2012年04月30日 17時46分 公開
[ITmedia]

GTX 680×2基で性能7割増し

GeForce GTX 690

 GeForce GTX 690は、1枚のグラフィックスカードに2基のGPUを搭載したデュアルGPU構成のモデルで、従来のGeForceでも最上位モデルとして登場したデュアルGPUモデルと同様の位置づけになる。

 2基のGPUで構成するGeForce GTX 690は、1枚のグラフィックスカードでSLIを構築していることになり、全体で3072基のCUDAコアを内蔵することに相当する。GPUコアのベースクロックは915MHzで、GPU Boostによる最大クロックは1019MHz。グラフィックスメモリはGDDR5を採用してシステム全体で最大容量は4Gバイト。転送レートはGDDR5で6Gbps相当となる。TDPは300ワットとされており、外部補助電源コネクタは8ピン+8ピンだ。

 映像出力インタフェースはデュアルリンク対応のDVIを3基とMini DisplayPortの構成だ。また、バスインタフェースはPCI Express 3.0をサポートする。

 基板は、クロム処理を施したアルミニムフレームで強度を確保する。クーラーユニットは1基のファンを内蔵したマグネシウム合金製のフードを採用して、放熱性能と防振性能に優れる。さらに、2基のvapor chamberを備えるほか、ファンのピッチと給気流入角を最適化することで冷却性能を向上させた。

1枚のグラフィックスカードに“Kepler”世代のGPUを2基搭載する最上位モデルという位置づけになる(写真=左)。クーラーユニットはファンを1基内蔵し、2基のvapor chamberでGPUから熱を奪う(写真=右)

 電源回路は10フェーズ構成を採用して省電力性能を高めたほか、10層構造の基板に2オンスの銅層を加えることで、安定した電力供給が可能になったという。

 GeForce GTX 690を採用するグラフィックスカードの出荷は5月7日(米国時間)の予定で、実売予想価格は999ドルからとみられている。

映像出力インタフェースはデュアルリンク対応のDVIが3基にMini DisplayPortという構成だ(写真=左)。GeForce GTX 690の2枚差しによる4way SLI環境が構築できる(写真=右)

NVIDIAが公開した、ゲームタイトルによるベンチマークテストで測定したGeForce GTX 690とGeForce GTX 680のスコア比較。ほぼ、70%増しのスコアになるとNVIDIAは説明している

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