Keplerデュアルの「GeForce GTX 690」で最上位の性能を堪能するイマドキのイタモノ(2/3 ページ)

» 2012年05月03日 22時00分 公開
[石川ひさよし,ITmedia]

2オンス銅入り10層基板に10フェーズ電源回路

 消費電力は300ワットとされている。365ワットだったGeForce GTX 590から65ワットの削減となる。外部補助電源コネクタは、GeForce GTX 590と同様に、8ピン×2基の構成だ。リファレンスデザインにおけるグラフィックスカード長は11インチで、GeForce GTX 590とほぼ同じ。SLI用コネクタは1基で、2枚差しの4-way SLIまで対応できる。映像出力インタフェースは、GeForce GTX 590からレイアウトに変更があったものの、DVI×3基にMini DisplayPortという構成に変更はない。

外部補助電源コネクタは、8ピン×2基の構成。SLIコネクタは1基で、2枚差しまでの対応となる(写真=左)。映像出力インタフェースは、GeForce GTX 590と同じDVI×3基、Mini DisplayPortを備える(写真=右)

 クーラーユニットは、中央にファンを置くレイアウトがGeForce GTX 590と同様だが、マグネシウム製の外装を採用してデザインも凝っている。内部構造も、各GPUと接触する部分にヴェイパーチャンバーを採用し、ヒートシンクのフィンにはニッケルコーティングを施す。また、ファンの下にあたる部分にはエアフローの整流板として機能する。

 ほかにも、PCB基板は、いわゆる“2オンス銅薄層”を採用した10層基板となっている。電源回路は10フェーズ構成。GeForce GTX 680のリファレンス基板は4フェーズだったから、おそらく各GPUごとに4フェーズと、PCI Expressブリッジチップで2フェーズプラスしたと思われる。PCI Expressブリッジチップは、PLX製のPCI Express 3.0 x16 3-way対応モデル(各GPU、および、拡張スロットに対してそれぞれPCI Express 3.0 x16接続)を採用するとNVIDIAは説明している。

クーラーユニットは、GeForce GTX 580から採用されたヴェイパーチャンバーを内蔵する。ヒートシンクはニッケルでコーティングされ、冷却性能を高めている(写真=左)。基板も2オンス銅薄層を導入して、ここからの放熱も考慮している(写真=右)

GTX 680 SLIとほぼ同等の性能をより低消費電力で実現

 今回の検証では、すでに紹介しているGeForce GTX 680 SLIの検証データに加える形で、GeForce GTX 690、および、GeForce GTX 590を追加した。グラフィックスカード以外のテスト環境は同一だ。

評価用システム構成
GPU GeForce GTX 680 GeForce GTX 580 Radeon HD 7970
グラフィックスカード リファレンスデザイン ASUS ENGTX580 DCII/2DIS/1536MD5 GIGABYTE GV-R797OC-3GD
CPU Core i7-3960X(3.3GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.9GHz)
マザーボード Intel DX79SI
チップセット Intel X79 Express
メモリ Corsair Memory CMZ8GX3M2A1866C9R(DDR3-1600 4GB×4枚)
HDD/SSD(1) PLDS Plextor SSD PX-128M2P 128GB
OS 64ビット版 Windows 7 Ultimate Service Pack 1

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