新旧Macのデータ移行で覚えておくべきいくつかのこと広田稔のMacでいくもん(1/4 ページ)

» 2012年05月31日 11時57分 公開
[広田稔,ITmedia]
楽々データコピーできちゃいます。そう、Macならね

 毎年、夏はアップルファンが心をときめかせる時期。というのも、Macの開発者が世界中から集うイベント「WWDC」(世界開発者会議)が開催されて、何らかの新製品が登場するからだ。

 2012年の開催期間は6月11〜15日で、すでにネット上では新製品のウワサが飛び交っている。iMacは2011年の8月、MacBook Airは7月から1年ほど新モデルが発表されていないし、4月にインテルの新CPU「Ivy Bridge」がリリースされたのに、Macはまだどのラインアップも採用していない。状況からして、これはもう何らかの新しいMacが出そうな雰囲気だ。

 というわけで今回は新しいMacをゲットした際に必要になる、データの移行方法についてまとめていこう。基本的には、はじめからMacに用意されている「移行アシスタント」を使えば手間いらずで移行できるのだが、「自動だとファイルが全部コピーされて整理されないので気持ち悪い」という人のために手動の方法も紹介する。

「移行アシスタント」で自動コピー(LAN編)

「Apple USB Ethernet アダプタ」。MacBook Air同士でデータ移行するときは、2つ用意する

 Mac OS Xには、Mac間でデータをコピーできる「移行アシスタント」というソフトが備わっている。購入直後やOSを再インストールしたあとにMacを起動すると、初期設定の画面が出現してこのアシスタントを使ってデータを移せる。

 新旧マシンは、同じ有線/無線LANにつなぐか、FireWire 800/Thunderboltのケーブルで直結しておこう。すべてのマシンで実行できるのが、有線/無線LANを使った転送方法だ。無線LANは手軽だが、データが大容量だとコピーに時間がかかるため、できれば有線LANを使いたい。LAN端子がないMacBook Airでは、『Apple USB Ethernet アダプタ』(2400円)を利用する。

以下、MacBook Airを想定して、LANでデータを送信するケースで見ていく。まず新マシンの電源を入れて、言語や国、キーボード入力環境、無線LANのネットワークを設定(写真=左)。「このMacに情報を転送」画面で、「別の Mac から」を選ぶ(写真=中央)。「ソースを選択」が現れたら待機(写真=右)

LAN経由でデータを送る場合、旧マシンは普通に起動してOK。「アプリケーション」フォルダの「ユーティリティ」にある「移行アシスタント」を起動し、「別のMacへ」を選ぶ(画面=左)。「続ける」をクリックして、アプリを終了すると、新マシンを検索しにいってくれる(画面=中央/右)

新マシンの画面に旧マシンのアイコンと名前が現れたら「続ける」をクリック(写真=左)。パスコードが現れたら、旧マシン側で同じものか確認して「続ける」をクリックする(写真=中央/右)

あとはチェックボックスで転送する項目を選ぶ。ちなみにユーザー名の左にある三角を展開すると、「ミュージック」や「ピクチャ」、「書類」といったホームフォルダ内にあるフォルダが現れる。ただし、これより細かく転送する項目を選ぶことはできない。最後に「転送」を押せば、コピーが始まる

 ちなみに、iMacからMacBook Airに乗り換えた場合などは、移行先の内蔵ストレージが少ないため、全部コピーできないこともある。こうした場合は、とりあえず設定だけ移行して、必要なアプリだけ別途インストール。音楽や写真などの容量が大きいデータは、旧マシンで管理するという手もある。

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