AMDのFM2マザーとは逆に、インテルのIvy Birdge対応マザーではmini-ITXタイプの新製品が多数登場していた。特に話題を呼んでいたのは、ギガバイトのZ77マザー「GA-Z77N-WIFI」とH77マザー「GA-H77N-WIFI」だ。価格は順に1万3000円弱と1万円弱。
どちらもギガビットLANやHDMI端子を2基備えるほか、Bluetooth 4.0とIEEE802.11b/g/nに対応するワイヤレスネットワークモジュールを付属しているのが特徴だ。拡張スロットも、ともにPCI Express x16を1基用意している。
入荷したパソコンハウス東映は「最近はmini-ITXでもWi-Fi機能がないものが多いので、これだけ多彩なネットワーク機能を積んだモデルは貴重だと思います。ワイヤレスネットワークモジュールにインテルのロゴが入っているのもポイントですね。どちらもヒットしそうですが、価格バランス的にGA-H77N-WIFの引きがより強いかもしれません」と話していた。
さらに、同店にはMSIのmini-ITXマザー「Z77IA-E53」と「B75IA-E33」も並べられていた。価格は1万5000円弱と9000円弱。Z77IA-E53はBluetooth 3.0+HSとIEEE802.11b/g/nに対応するZ77マザーで、B75IA-E33は有線LANのみを備えるB75マザーとなる。ともにオーバークロックツール「OCジニー II」を装備している。「多機能な万能マザーということでしたらZ77IA-E53ですけど、バランスがとれているB75IA-E33も悪くないです。Windows 8も控えていますし、このあたりの選択肢が充実するのを歓迎する人は多いと思います。これからに期待したいですね」と話していた。
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