「IdeaCentre A520」は、液晶一体型PCの新シリーズだ。すでに登場しているIdeaCentre A720と同様に、搭載するディスプレイを水平まで倒して“テーブルPC”のように利用できる。IdeaCentre A720は、27型ワイドの液晶ディスプレイを搭載していたが、サイズが大きくて水平にできるスペースの確保が難しいというユーザーのフィードバックを反映して、搭載する液晶ディスプレイのサイズを23型ワイドに変更した。
OSは64ビット版 Windows 8を導入。CPUにCore i7-3630QM(2.4GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.4GHz)を搭載してシステムメモリの容量が8Gバイトの構成と、CPUにCore i5-3210M(2.5GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.1GHz)を搭載してシステムメモリの容量が4Gバイトの構成をそろえる。データストレージはどちらの構成も1TバイトのHDDで、Blu-rayコンボドライブを内蔵する。
ボディデザインはIdeaCentre A720と共通で、システムを収容するベースユニットのサイズや搭載するインタフェースの種類も同じに見えるが、その詳細について、レノボは11月に公開すると説明している。なお、内蔵する光学ドライブは、IdeaCentre A720でスロットインタイプを採用していたが、IdeaCentre A520はトレイタイプを搭載する。
出荷開始は11月下旬で、実売価格はその時点で明らかにする予定だ。

左が「IdeaCentre A520」で、右が「IdeaCentre A720」だ。デザインはほとんど共通でA720の小型版という位置づけだ(写真=左)。今度は右が「A520」で左が「A720」になる。ベースユニットのサイズと搭載するインタフェースもほぼ共通する。
すべてのモデルでWindows 8。ディスプレイをグリンと開く“Yoga”も登場──レノボ「Idea」シリーズ
ディスプレイをぐるりと開いて4つのモードに変幻自在──「IdeaPad Yoga 13」
トランスフォームなタブレットで“フル”Windows 8が使える!──「IdeaTab K3011W」
15.6型ワイドを載せてもUltrabookがいいならコレ!──「IdeaPad U510」
新デザインで薄く、軽くなった15.6型スタンダードノート――「IdeaPad Z500」
お手ごろ価格&省スペースで美デザイン、AMD APU採用の液晶一体型──「Lenovo C345」
3万5000円前後のAMD E-450搭載スリムタワーPC――「Lenovo H505s」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.