以下のモデルを新シリーズとして追加
レノボ・ジャパンが10月18日に発表した新モデルでは、Ultrabookの「IdeaPad Yoga 13」「IdeaPad U510」、ノートPCの「IdeaPad Z500」、液晶一体型PCの「IdeaCentre A520」「Lenovo C345」、デスクトップPCの「Lenovo H505s」、そして、タブレットPCでキーボード搭載ドッキングステーションが付属する「IdeaTab K3011W」といった新シリーズが登場するほか、従来シリーズのIdeaPad Z480、Lenovo G580、IdeaPad U310、IdeaPad S300、IdeaCentre A720、IdeaCentre K430、Lenovo H520sも、OSをWindows 8に変更したモデルを投入する。
新モデルの出荷開始は、最も早いIdeaPad Z480が10月26日からで、そのほかのモデルは11月上旬から順次出荷を開始する。最も遅いIdeaPad Yoga 13のクレメンタインオレンジモデルは12月上旬になる見込みだ。
なお、海外のLenovoは、すでにIdeaPad Yoga 13を含めた新製品を発表しているが、そこで登場したIdeaPad Yoga 11とThinkPad Twistは、今回レノボ・ジャパンが発表した新モデルに含まれていない。
IdeaPad Yoga 13は、液晶ディスプレイが底面まで360度開いてタブレットPCとしても利用できるUltrabookだ。2012年1月に行われた2012 International CESで公開した当初から、変形ギミックが注目されているが、 レノボ・ジャパンは、メインマシンとして十分利用できる“正統な”Ultrabookとして位置づけている。その上で、“Yoga”と名づけた由来でもある、変形ギミックによって、クラムシェルスタイルの“ノートブック”、スレートタイプの“タブレット”としてだけでなく、ディスプレイを本体前面においた“スタンド”スタイル、そして、本体とディスプレイを逆V字に立てる“テント”スタイルといった、柔軟な利用スタイルを訴求する。
本体構成では、Core i7-3517U(1.9GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.0GHz)を搭載する構成とCore i5-3317U(1.7GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大2.6GHz)を搭載する構成を用意し、それぞれのボディカラーに、シルバーグレーとクレメンタインオレンジをそろえる。
IdeaTab K3011Wは、スレートタイプのタブレットPCにキーボード搭載のドッキングステーションが標準で付属する。ドッキングステーションと接続するとクラムシェルのノートPCのように利用できるモデルだ。CPUには“Clover Trail”世代のAtomを搭載してOSは64ビット版 Windows 8を導入する。
IdeaPad Uシリーズでは、Ultrabook「IdeaPad U310」で従来の構成にWindows 8を導入したモデルを用意するほか、新シリーズとしてIdeaPad U510」を投入する。IdeaPad U510は、Ultrabookのカテゴリーながら、15.6型ワイド(ただし、解像度は1366×768ドット)の大画面液晶ディスプレイを搭載し、本体に光学ドライブを内蔵するモデルだ。
ミニノートPCラインアップのIdeaPad Sシリーズでは、IdeaPad S300で従来のハードウェア構成に64ビット版のWindows 8を導入したモデルを投入する。
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