新年を「Windows 8」で迎えよう――おすすめモデルをまとめてチェック!ねずみ印の注目モデル(2/2 ページ)

» 2012年12月11日 17時28分 公開
[ITmedia]
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普段使いからゲームまで、10万円以下の多目的PC――「MDV ADVANCE SZ」シリーズ

MDV-AGZ7110X-SH

 インターネットはもちろん、高精細なデジカメ写真やデジタルビデオで撮影したフルHD動画の編集、そしてちょっとした息抜きに最新ゲームも楽しみたい――つまり、PCでできることは基本的に“なんでも”と考えているのなら、タワー型モデルの「MDV ADVANCE SZ」シリーズをオススメしたい。MDV ADVANCE SZは、7万円台の最小構成からゲーミングPC並みのハイエンド構成まで豊富なモデルをラインアップしているが、ここでは10万円以下で購入できる「MDV-AGZ7110X-SH」を取り上げよう。このモデルのポイントは大きく2つある。

 まず1つは、システムドライブにSSD、データドライブにHDDを採用することで、快適な操作と大容量を両立している点。もう1つは期間限定キャンペーンの内容がかなり充実している点で、いま購入すればメモリ容量が16Gバイトに、HDD容量が2Tバイトに無償でアップグレードできるのは見逃せない。もちろん、CPUはCore i7-3770(3.4GHz/最大3.9GHz)、グラフィックスもGeForce GTX 660(2Tバイト)と、負荷の高い処理を快適にこなせるのはもちろん、最新の3Dゲームも楽しめる構成となっている。

 本体前面には2基のUSB 3.0や音声入出力をはじめ、SDメモリーカードとmicroSDに対応したスロットを個別に用意し、ほかのデジタル機器とも手軽に連携できるのがポイント。ケース内部には、HDD(SSD)を最大4台まで装着できる3.5型シャドウベイを用意し、専用ホルダーによってHDDの交換/増設がワンタッチで行えるのも気が利いている。

 なお、編集したフルHD動画をBlu-rayに書き出す、といった用途を想定しているのならば、+6300円で光学ドライブをBlu-ray Discドライブに変更できる。また、もっとゲームを快適に楽しみたいのであれば、BTOオプションにハイエンドGPUのGeForce GTX 680(2Gバイト)搭載カードも用意されているが、その場合は以前紹介した「G-Tune」ブランドから選ぶほうがいいかもしれない(→購入ページへ)。

本体前面にUSB 3.0とヘッドフォン/マイク、SDメモリーカードスロット、microSDスロットを搭載。アダプタなしで携帯電話のデータを取り込める(写真=左)。本体下部に4基の3.5型シャドウベイを搭載。ベイの向きが側面パネル方向になっており、ワンタッチで取り外せるのが便利(写真=右)

製品名 MDV-AGZ7110X-SH
CPU Core i7-3770(3.4GHz/最大3.9GHz)
メモリ 16GB(PC3-12800)※期間限定無償アップグレード
ストレージ 120GB SSD+2TB HDD※期間限定無償アップグレード
グラフィックス GeForce GTX 660(2TB)
光学ドライブ DVDスーパーマルチ
電源容量 500ワット
OS 64ビット版Windows 8
価格 9万9750円

持ち運べるサイズでも高性能はゆずれない――「LuvBook S」シリーズ

4色のカラバリで展開する「LuvBook S」シリーズ

 「LuvBook S」シリーズは、11.6型ワイドのコンパクトボディに通常電圧版のCPUを詰め込んだ高性能モバイルPCだ。はなやかな4色のカラーバリエーションとは裏腹に、昨今主流のUltrabookを軽くしのぐ高い性能を備え、長い間マウスコンピューターの名機として多くのファンを引きつけてきた。いつもカバンに入れて持ち歩くPCを探している、だが最も重要視するのはやはり性能だ、という人にとって、真っ先に検討したい製品の1つといえるだろう。

 最小構成なら4万円を切るLuvBook Sシリーズだが、今回おすすめしたいのは同シリーズらしい高性能なパーツを盛り込んだ「LB-S221X-SSD」。本機のBTOメニューでは最上位のクアッドコアCPU、Core i7-3632QM(2.2GHz/最大3.2GHz)を搭載し、メモリは大容量の8Gバイト、ストレージにはもちろんSSDを採用し、単体ドライブとしても十分な容量の240Gバイトを積んでいる。高速なSSDとWindows 8との相乗効果でさらに快適な操作性が得られるはずだ。

主要キーのピッチを約17.5ミリでそろえた日本語86キーボードを搭載。左端に電源投入ボタンと無線LAN切り替えボタンが並ぶ。キーストロークは2ミリ

 本体サイズは288(幅)×195(奥行き)×36(ミリ)と、薄型でスタイリッシュなデザインが多いUltrabookに比べてやや厚みはあるものの、重量は約1.48キロと1.5キロを切っており、日常的に持ち運べる範囲内といえる。バッテリー駆動時間も約6.4時間(公称値)を確保しており、モバイルPCとしての適正は高い。ひとり暮らしの学生なら、情報収集や日々の連絡、オフィスソフトを使ったリポート作成など、モバイル兼メインPCとして使っても不満は感じないはずだ。価格も7万9800円と手が届き安く、初めての(自分だけの)PCにも向いている(→購入ページへ)。

 ちなみに、上記で挙げた用途に「ゲーム」も加えたいなら、11.6型ボディに外付けグラフィックスを内蔵した「NEXTGEAR-NOTE i300」シリーズがラインアップされているので、そちらを検討しよう。

左側面にSDメモリーカードスロット(SDXC対応)とUSB 3.0×1、USB 2.0×2を搭載。右側面には、手前からヘッドフォン、マイク、HDMI出力、アナログRGB出力、ギガビットLANが並ぶ。なお、新色として追加されたホワイトモデルは外装に光沢感のある塗装が施されている

製品名 LB-S221X-SSD
CPU Core i7-3632QM(2.2GHz/最大3.2GHz)
メモリ 8GB(PC3-12800)
ストレージ 240GB SSD
グラフィックス Intel HD Graphics 4000
液晶ディスプレイ 11.6型ワイド(1366×768ドット)
バッテリー駆動時間 約6.4時間
本体重量 約1.48キロ
OS 64ビット版Windows 8
価格 7万9800円

マウスコンピューター/G-Tune
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