“新しい便利さ”が話題を呼んだのは29EA93-Pだけではない。PCI Express接続の拡張カードを外付けで利用できるMAGMAの拡張ボックス「ExpressBox 3T」も人気だ。PC DIY SHOP FreeTの受注価格は12万9800円。店頭ではデモも披露している。
ExpressBox 3Tは、PCI Express x8スロット2本とPCI Express x4スロット1本を備えた外付けユニットで、PCとはThunderboltで接続する。本来はMac向けの周辺機器ながら、同店は「カードのドライバーを入れれば、Windowsでもプラグ アンド プレイで普通に認識されました」という。
x8スロットのうち1本はエッジフリーとなっており、x16カードも装着可能だが、仕様上グラフィックスカードは使えない。「RAIDカードなどのストレージ関連とネットワーク関連、あとはキャプチャ関連ですね。Thunderboltの帯域上限の10Gbpsを考慮する必要はありますが、グラフィックス以外ならかなり自由に使える作りになっています」。
Windows向けのThunderbolt対応機器はまだ数が少ないが、ExpressBox 3Tを導入すれば飛躍的に使い道が広がりそうだ。「高価なためバンバン売れる感じではないですが、注目している人は多いですよ」(同店)とのこと。
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