前回のエイサー製10点タッチモデル「T232HLbmidz」に続いて、先週も液晶ディスプレイに話題作が投入された。LG電子の29インチモデル「29EA93-P」で、価格は5万円弱。2560×1080ドット、アスペクト比21:9のシネマスコープサイズを採り入れた横に長い液晶だ。入力系統はDual-Link DVIやDisplay Port、HDMI(2基)、MHLなど。スタンド込みのサイズは699.7(幅)×208.5(奥行き)×387(高さ)ミリとなる。
同様のアスペクト比を持つディスプレイは、デルの直販サイトで11月中旬に29インチモデル「U2913WM」が発売されているが、PCパーツショップでの取り扱いは29EA93-Pが初。フルHD液晶と同じ高さと2倍の幅があることから、さまざまな用途で注目を集めている様子だ。
フェイス秋葉原本店は「シネスコパネルと呼ばれるだけあってDVDやBlu-rayのコンテンツを楽しみたいという人ももちろん多いと思いますが、視界の広がりのよさからフライトシュミレーターファンの引きが強そうです。AH-IPSパネルなので視野角も広いですし、高性能なグラフィックスカードと組み合わせて2560×1080ドットでマルチ画面を目指すのもありかも」と話していた。
PC DIY SHOP FreeTも「単純にフルHD液晶がフレームなしにデュアルになったようなものですから、デュアルディスプレイ的に使う人が多いんじゃないでしょうか。真ん中のラインがないので、3分割にするとか、フルHD2画面よりもフレキシブルな使い方にも向いていますしね。同時に何かしたいというなら便利なモデルだと思いますよ」とプッシュしていた。
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