ベアボーンキットは小型モデルに注目が集まっているが、先週もShuttleからVESA規格対応のディスプレイに固定できる製品が登場している。H61マザー搭載の「DS61」で、サイズは165(幅)×190(奥行き)×38(高さ)ミリ。2.5型ベイを1基備えるほか、マザー側にはDDR3 SO-DIMMスロット2基とmSATA兼用のmini PCI Expressスロット1基の空きがある。ギガビットLAN2基やUSB 3.0×2基などを備え、価格は1万8000円弱だ。
PC DIY SHOP FreeTは「TDP 65ワットまでのIvy Bridgeが載せられるので、最強を目指してCore i7-3770Sを載せるのもありです。小型でハイスペック狙いの人にオススメです」という。
グラフィックスカードでは、ASUSTeKからGeForce GTX 650搭載の補助電源レスモデル「GTX650-E-1GD5」が登場している。価格は1万1000円弱だ。TSUKUMO eX.は「ギャラクシーや玄人志向にも同様のGTX 650カードがありますが、ASUSTeK製ということで新たな引きがありそう。GPUの仕様的には補助電源なしでも充分ではあるので、今後の広がりにも期待したいです」と話していた。
最後はCPUクーラーの注目株。中空構造のヒートシンク内に冷却液を封入する「ベイパーチャンバー構造」を採用した「VAPOR-X UNIVERSAL CPU COOLER」で、メーカーはSapphireだ。価格は1万円弱。ドスパラ パーツ館は「Sapphire製という珍しいクーラーですね。高さ163.5ミリと巨大ですが、CPU接地面からヒートシンクまでのスペースにある程度余裕があるので、普通サイズのメモリなら干渉が避けられる可能性は高いと思います」と語る。
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