パソコン3R推進協会は4月12日、2012年度のPCメーカーによる使用済みPC(ディスプレイを含む)回収実績を発表した。2012年度の全回収台数は2011年度比1%増となる41万9511台。2009年度より4年連続で増加している。
製品ジャンル別では、デスクトップPCが前年比3%減の12万7499台、ノートPCが同11%増の12万5849台、CRTディスプレイが同22%減の4万393台、液晶ディスプレイが同6%増の12万5770台。ジャンル別の構成比については、デスクトップPCとCRTディスプレイが年々減少し、ノートPCと液晶ディスプレイが増加する傾向にある。
PCを廃棄する際にメーカーが無償で回収する「PCリサイクルマーク」が付いた製品は年度ごとに増えており、2012年度は個人向けPCの54%を占めた。同協会が2003年10月に施策を開始して以来、初めて半数以上の出荷製品にマークが付けられたという。
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