先週半ば、NVIDIAの新GPU「GeForce GTX 770」を搭載するグラフィックスカードが複数のメーカーから登場した。価格は5万円前後から6万円前後。
GeForce GTX 770は先々週に登場したGTX 780の下位にあたるGPUで、仕様はGTX 680に近い。GPUコアにGK104を採用し、CUDAコアを1536個積む。クロック数はGTX 680の1006MHzよりわずかに高い1046MHzだ。対応メモリはGDDR5 2Gバイト、もしくは4Gバイトで、リファレンスデザインにおけるカード全体の消費電力は最大230ワットとなる。補助電源は8ピン+6ピンの構成。
パソコンショップ・アークは「GTX 680のちょい上の性能で、初回の価格はちょい下というバランスのいいモデルになっています。今は底値のGTX 680やGTX 670が好調に売れていますが、スムーズに次世代に移行していきそうです」と話していた。
TSUKUMO eX.も「世代交代して価格が落ち着いてくれば、GTX 780とともにハイエンドの定番となってくれるかなと思います。前回のGTX 680は売れ方がすごかったですが、700世代も堅実に性能を底上げしていますからね。Haswellでハイエンドマシンを組むときに組み合わせる人が多いと思いますよ」とプッシュする。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.