既報の通り、ソニーは同社製ノートPC「VAIO」の夏モデル第2弾を発表した。「VAIO Pro 11」「VAIO Pro 13」「VAIO Tap 20」「VAIO Duo 13」を2013年6月22日から順次発売する。
今回発表した製品の多くは(VAIO Tap 20以外)、2013年6月5日に台湾で既に発表したものだが、同日行われた製品体験会で、直販限定の特別カラーモデル「VAIO | red edition」を初めて披露した。専門職人による多層塗布を行い、同社エンジニアのVAIOへの情熱と挑戦の精神を表現したという。まずは写真でこだわりのカラーリングを紹介しよう。


VAIO Pro 11のred edition(写真=左、中央)。塗装しにくいカーボンファイバーのボディには、第1層にピンク、第2層にピンクシルバー、第3層にレッド、第4層に耐久性の向上と色味をより明るく見せる効果を持つUVコーティングを施した。最後に手磨きも行っている(写真=右)

吉田カバン“PORTER”ブランドが手がけた「VAIO Duo 13 | red edition専用ケース」(写真=左)を純正オプションとして用意。PORTERのロゴも赤くするよう要請したという(写真=中央)。光の反射によって色合いが変化するのも、このカラーの魅力だ(写真=右)製品体験会では、VAIO Proのオプションや専用シートバッテリーも展示していたので、こちらも写真で紹介する。ほかの写真は下記の記事を参照していただきたい。


VAIO Proの専用オプションとなる無線LANルータ「VGP-WAR100」。これはACアダプタのUSBポートに接続して使う。3980円(写真=左)。本体底面に装着するシートバッテリー。VAIO Pro 11とVAIO Pro 13で同じものが利用できる。9980円(写真=中央)。シートバッテリーを装着すると、10度ほどキーボード面が手前に傾く(写真=右)

パームレスト部にはアルマイト処理のアルミニウムを使用。「ここの部分を削ればもっと軽くできるが、VAIOはデザインも重要。ここはデザインのよさを優先した」(説明員)という(写真=左、中央)。本体天面と底面に採用した「UDカーボン」は、アルミニウムやクロスカーボンといった素材よりも軽くて剛性が高い。素材のコストもさることながら、加工のコストがほかの素材よりも高いという(写真=右)。Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.