電子情報技術産業協会(JEITA)は8月27日、2013年7月の国内PC出荷台数を発表した。出荷台数は前年同月比4.2%増の79万7000台。内訳は、デスクトップPCが前年同月比11.6%増の24万3000台、ノートPCが同1.3%増の55万4000台だ。
ノートPC、デスクトップPCともに前年よりも出荷台数が増加した。特にセパレート型のデスクトップPCが前年同月比で25.1%増と伸び率が大きいことから、XPサポート終了が近づく中、法人向けリプレース需要が好調であることがうかがえる。出荷台数については、2012年10月以来、約9カ月ぶりに前年同月実績を上回った。
出荷台数の増加に伴い、出荷金額も前年同月比で6%減少し594億円となった。このうちデスクトップPCが同14.4%増の180億円、ノートPCが同2.8%増の414億円。出荷金額ベースでは、大画面ノートのみ前年同月比で減少するなど不調だった。
統計に参加している企業は、アップルジャパン、NEC、ソニー、オンキヨー、セイコーエプソン、東芝、パナソニック、日立製作所、富士通、ユニットコム、レノボ・ジャパンの11社。デル、日本ヒューレット・パッカード、ASUSTeK、エイサーなどは含まれていない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.