米AMDは9月25日(現地時間)、同社製GPU“Radeon”シリーズの新世代モデルとなる「Radeon R9」「Radeon R7」シリーズを発表した。
命名ルールは従来の“Radeon HD xxxx”といった表記から一新され、下位グレードの「Radeon R7」シリーズと、中/上位グレードの「Radeon R9」シリーズの2ラインを用意。今回の発表では、Radeon R7シリーズには「Radeon R7 250」「Radeon R7 260X」の2製品、Radeon R9シリーズには「Radeon R9 270X」「Radeon R9 280X」「Radeon R9 290」「Radeon R9 290X」の4製品が合わせて告知されている。
機能面では、マルチディスプレイや4K(3840×2160ドット)表示への対応が言及されているほか、ゲーム向けのオーディオ機能となる「AMD TrueAudio Technology」を導入しているのも特徴。GPU側でサウンド処理を行なうことで、より多彩なサウンドエフェクトを実現できる、としている。
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