AMDは、同社の新しいグラフィックスカードラインアップとして、「Radeon R9」シリーズおよび「Radeon R7」シリーズの計5製品を発表、同日より販売を開始した。いずれの製品もWindows 8.1で採用されるDirextX 11.2をサポートするほか、同社の新しいグラフィックスAPI「Mantle」(マントル)にも対応しているのがトピックだ。なお、Radeon R9シリーズのフラグシップモデルとなる「Radeon R9 290X」と「同 290」は、後日発表となった。
各製品の実際のパフォーマンスについては、比較記事を掲載しているので、そちら参照してほしい。
AMDは本製品群の技術説明を、米ハワイ州オアフ島にて行なったが「製品の開発コード名に関する質問は厳禁」というスタンスであり、製造プロセスについても詳しくは語られなかった。
しかし、同社関係者は、これらの製品が従来製品と同じ28ナノメートルプロセスを採用していることを明かしており、また、同社の新技術である「AMD TrueAudio Technology」に対応した製品が「Radeon R7 260X」のみであることからも、GPUそのものは従来製品と同じものを採用し、カード設計や価格設定を見直した製品が含まれていると見た方がよさそうだ。
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