リニュアルしたゲーミングマザーの最高峰──「GIGABYTE Z97X-Gaming G1 WIFI-BK」5年保証の安定重視(1/2 ページ)

» 2014年05月27日 17時07分 公開
[石川ひさよし,ITmedia]

グリーンからレッドへ。イメージ一新のゲーミングマザーハイエンドモデル

 GIGABYTEのIntel 9シリーズチップセット搭載マザーボードになって従来モデルからラインアップを拡張したのがGamingモデルだ。G1 Gamingシリーズは9モデル。そして、それとは別にもう1モデル、ゲーミングモデルが存在する。それがBLACK EDITIONシリーズの「Z97X-Gaming G1 WIFI-BK」だ。

G1 Gamingシリーズのテーマカラーは、従来のミリタリー系グリーンから、レッドに変更したことで一気にイメージが変わった。とはいえ、Gamingシリーズで採用してきた機能はそのまま引き継いでいる

映像出力インタフェースやオーディオ入出力インタフェースには金メッキを施している。映像出力は、DisplayPort、HDMI、DVIの3系統を備える。USB 3.0は6基で有線LANはデュアル仕様だ。黄色のUSB 2.0は低ノイズで安定した電圧を供給する「USB DAC-UP」に準拠する。USBオーディオを接続するのに最適とGIGABYTEは主張する(写真=左)。有線LANは、ギガビットイーサネット対応の「Killer E2201」と、Intelチップのデュアル仕様だ。レイテンシが少なくUDPで有利というKiller、安定した通信が可能なIntel、というように利用場面に合わせたLANチップを選べる(写真=右)

GIGABYTEマザーボードラインアップの最上位シリーズ「BLACK EDITION」

 BLACK EDITIONは、GIGABYTEが新たに追加した新シリーズだ。3モデルあるBLACK EDITIONは、G1 Gamingシリーズとスタンダードシリーズの各モデルをベースに、168時間(1週間)の耐久性試験を課し、これをパスした証として証明書を付し、さらに通常の製品よりも長期の5年保証にしている。G1 Gamingシリーズがベースとなる唯一のBLACK EDITIONモデルであるZ97X-Gaming G1 WIFI-BKは、Z97X-Gaming G1をベースに、さらにいくつかオリジナル要素を加えた。

 そこで、BLACK EDITIONとしての特徴を確認する前に、まずは、G1 Gamingシリーズとしての仕様を確認しておこう。G1 Gamingシリーズは、GIGABYTEのゲーミングマザーのテーマカラーを従来のグリーンからレッドに変更した。また、ラインアップにおける製品のグレードを分かりやすくするために、ネーミングルールに番号を取り入れた。グレードを示す数値には3/5/7を用いる。ただし、7グレードよりも上のモデルとして、「GT」、そして、「G1」もあって、G1がトップグレードになる。さらに、その上のモデルとして、今回紹介するBLACK EDITIONシリーズのG1 WIFI-BKが存在する。

 テーマカラーやネーミングルールを変更しても、マルチGPUやネットワーク機能、外観、そして、オーディオなど、ゲーミングマザーとしての機能は従来のGIGABYTEゲーミングマザーボードを受け継いでいる。マルチGPUサポートでは、G1とGTモデルにPLXのPCI Expressスイッチチップを搭載することで4-way GPU構成までサポートする。ネットワークでは、G1 GamingシリーズのすべてでKiller E2201を採用しているが、G1ではIntelのi217Vを追加したデュアルLAN構成となっている。

オーディオチップは「Creative Sound Core3D」で、シールドも装備(写真=左)。ニチコン製オーディオ用コンデンサを組み合わせているほか、従来モデルで好評だったという交換可能なオペアンプ機能も受け継いでいる(写真=右)。PCB層レベルでオーディオ用アナログ回路とマザーボード用デジタル回路を分離するハードウェアゾーン設計も導入して、分離のラインは赤いLEDで光る。ほかにもゲインを切り替え可能なブースト機能を搭載している

 Z97X Gaming G1 WIFI-BKとZ97X Gaming G1で異なるのは、製品名にもある無線接続機能(IEEE802.11ac無線LAN+Bluetooth 4.0機能)のほか、大型ヒートシンクの搭載がある。G1 WIFI-BKの大型ヒートシンクは、2つのバルブ取り付け穴を備え、水冷に対応可能な設計となっている。Z97X Gaming G1のヒートシンクは水冷非対応で、サイズもややコンパクトなので、これは、BLACK EDITION限定のポイントだ。

CPU電源回路はデジタル制御の8フェーズ構成。エントリー向けモデルと比べて2倍の規模だ。また、CPUソケットのコンタクトには金メッキを施している(写真=左)。ヒートシンクは水冷にも対応する。キャップを外して汎用の各種バルブを取り付ければ多種多様の口径でもチューブが装着できる(写真=右)

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年01月05日 更新
  1. イヤフォン連携&文字起こし無料! 無線機能を省いて物理ボタン搭載の異色AIレコーダー「HiDock P1」実機レビュー (2026年01月04日)
  2. 充電ストレスからの解放! 「Apple Watch Ultra 3」を選んだ理由と実機を使って分かったこと (2026年01月03日)
  3. アイ・オー・データが「Amazon 初売り」に参加 ゲーミングディスプレイやスティックSSDなどがお買い得 (2026年01月03日)
  4. トラックボールの大定番がモデルチェンジ! 新「Expert Mouse TB800 EQ」(レッドボール)を試す (2025年12月29日)
  5. 「35歳以下は節約しか知らない」 シャープが“野性味”を取り戻すために選んだ、オール日本人体制への回帰 (2026年01月01日)
  6. クルマは95%の時間停まっている――シャープが挑む「部屋になるEV」と、大阪・堺筋本町への本社移転が示す覚悟 (2026年01月02日)
  7. 家族4人で「XREAL One Pro」を使ってみた “推し活”からガチの格ゲーまで、視野角57度の魅力 (2025年12月30日)
  8. 現役情シスの2025年ベストバイ 外付けGPUボックスで脱・デスクトップ、そして“ZUNDAルーター” (2025年12月30日)
  9. 光学ドライブをあきらめない! 2026年に向けた「手持ちパーツ流用」で安くPCを延命/自作ガイド (2025年12月31日)
  10. 75万円のGeForce RTX 5090が瞬殺! 26万円マザーや4画面付き水冷ヘッドなど年末の「超」ハイエンド製品まとめ (2025年12月29日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年