先週、超高速回転で稼働するAAVIDの汎用ファン「HyperJet」シリーズが登場し、入荷ショップで話題となっていた。登場したのは3モデルで、回転数は12センチ径の「HyperJet 120mm角PWMファン(PEAD1A238BH)」が2100〜6500rpm、9センチの「HyperJet 92mm角PWMファン(PEAD19238BH)」が2000〜9000rpm、8センチの「HyperJet 80mm角PWMファン(PEAD18038BH)」が3000〜1万200rpmとなる。価格は順に5000円弱、4500円前後、4000円前後だ。
高速回転だけに最大風量と最大騒音値も高く、12センチモデルは271.2cfm/68.5dB、9センチモデルは190.52cfm/65dB、8センチモデルは134.92cfm/65.5dBと同サイズの汎用ファンから図抜けている。いずれも厚みが38ミリあり、給電にはPWM対応4ピンのほかに、補助電源としてペリフェラル4ピンも接続する必要がある。
入荷したパソコンハウス東映は「騒音は度外視して、とにかくエアフローが欲しい人向けですね。最近は1000rpm前後の12センチファンが売れ筋になっていますが、主流とは離れたところにもニーズはありますから、今後の売れ方に期待しています」と話していた。なお、最大2万rpmで稼働する4センチファン近日入荷予定という。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.