先々週末、パソコンショップ・アークにSanMax製のDDR4メモリが登場した。8Gバイトモジュール2枚の「SMD4-U16G28H-21P-D」が3万5980円、4枚セット「SMD4-U32G28H-21P-Q」が6万9980円だったが、「速攻で売り切れました」という。
DDR4は現行のDDR3の次世代にあたる規格。DDR3と互換性がないため、現在出回っているマザーボードに組み込むことはできないが、一部で秋ごろの登場がウワサされている次世代ハイエンドCPU「Hasswell-E」と「X99」マザーの環境下でサポートされる見込みだ。
利用できる環境がまだない段階に関わらず売り切れたことについて、同店は「現時点では検証用というより、ロマン買いした人が多いんじゃないかなと思います。DDR4の存在自体はかなり前から知られていましたが、2007年から台頭したDDR3が主流になる中で、登場のウワサがなかなか出てきませんでした。そこにようやく現物が現れたということで、対応するハードウェアへの期待も込みで欲しくなる気持ちは分かります」と話していた。
再入荷は未定ながら「8月ごろに入るかも」とのこと。実機の展示は続けているので、気になるユーザーは足を運んでみよう。
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