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» 2014年07月07日 17時00分 公開

日本での個人向け提供も決まった「Office 365」、今後はどう進化するのか?鈴木淳也の「まとめて覚える! Windows 8.1 Update」(1/2 ページ)

2014年内に個人向けにも提供されることが明らかになったMicrosoftのクラウド型Officeサービス「Office 365」。そのロードマップが公開されたので、注目の新機能を一足先にチェックしていこう。

[鈴木淳也(Junya Suzuki),ITmedia]
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米MicrosoftがOffice 365の新機能ロードマップを公開

 日本マイクロソフトは7月2日、2015年度の経営方針記者会見において、クラウド型Officeである「Office 365」の個人向けサービスを2014年内に提供することを明らかにした。「日本市場に最適化して投入する」とのことで、今年のPC年末商戦で興味深いトピックが1つ増えたといえる。

 さて、この発表に先立ち、米Microsoftは6月19日(現地時間)、今後数カ月に渡って「Office 365」で提供される新機能群を可視化したロードマップを公開した。「Launched(提供済み)」「Rolling Out(展開中)」「In Development(開発中)」「Cancelled(中止!)」の4つの項目が用意され、それぞれの新機能の概要と現在のステータスを参照できる。

「Office 365」の新機能ロードマップ。開発・提供の状況によって、4つの項目に分かれている

 これらはビジネスユース向けの機能が中心であり、さらに日本を含めた市場の全ユーザーに一斉展開されるものとも限らないが、非常に面白い試みだ。今回は、このロードマップで示される新機能の一部をハイライト形式で紹介していこう。

OneDriveの大容量化でOffice 365がもっと便利に

 冒頭でも紹介したように、今回公開された新機能のロードマップには、4つのステータスが用意されているが、Launchedは「全ユーザーが利用可能な新機能」、Rolling Outは「一部ユーザーのみが利用可能」、In Developmentは「現在開発中で一般提供は行われていない」という区分けになっている。

 Cancelledについては「開発中止となった新機能」を意味しているが、「開発中止になった新機能はないこと」を示す「0」を表示することがこのカテゴリの役割だ。あくまでネタ的なものだと思われる。

 例えばLaunchedには、モバイル端末でも新規ノート作成が可能になった「OneNote for iOS 2.2.1」や、開発者会議のBuildで好評だった「Power Map」といった新機能が含まれている。

 また、Office 365 for Business(Office 365 ProPlusを含む)の契約者については、OneDrive for Businessの無料ストレージサイズを25Gバイトから1Tバイトへと拡大する方針が4月末に発表されており、現在「In Development」のステータスになっている(厳密にいうと有償サブスクリプションを契約しているので“無料”ではないのだが……)。

 これはOffice 365 for Businessだけの特典だと思われたが、6月23日になり、今度はOffice 365 Home/Personalの契約者もOneDrive領域が1Tバイトへと拡大されることが発表された。

 さらにOffice 365サブスクリプションを持たない一般のOneDriveユーザーであっても、ストレージサイズが従来の7Gバイトから15Gバイトへと増量されており、使い勝手がさらに増したといえる。

 日本ではOffice 365 Home/Personalのサブスクリプションがないため、その多くは15Gバイト上限のOneDriveを利用していると思われるが、近いうちにこのOneDriveを活用するためのノウハウを連載の中でまとめていきたい。

First Release for Office 365

 少々脱線したが、今回のテーマである今後展開される予定の新機能群を見ていこう。

 まずは「First Release for Office 365」だ。これは、Microsoftが新たにスタートしたもので、「Office 365の契約ユーザーが、一般リリースよりも少しだけ早く新機能を試す機会を得るための“お試しプログラム”」とされている。

 同社によれば、今回から通常リリースである「Standard Release」と、それより2週間ほど早いタイミングで新機能が付与された「First Release」の2種類の製品リリースが用意されており、Office 365の管理コンソールから“オプトイン”することで、ユーザーが能動的にFirst Releaseを選択可能になっている。

Office 365の管理者コンソールから「First Release」を選択可能だ

 ただ、これはいわゆる「β版」とは異なり、すでに製品としての検証は済んでおり、一般提供より幾分か早めのタイミングで新機能を入手するための「お試しプログラム」という扱いだ。

 Microsoftの説明によれば、Lync Online、Exchange Online Protection、Office 365 ProPlusは現時点でこのFirst Releaseの対象ではなく、あくまで今回でいう「Launched」になる前の「Rolling Out」の新機能を試すためのオプションだと考えておけばいいだろう。

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