日本マイクロソフトは7月14日、3日後の発売をひかえた「Surface Pro 3」の報道関係者向け体験会を開催した。
Surface Pro 3は、タブレット端末とノートPCの使い勝手を1台で完結することを目指した製品で、従来モデルのSurface Pro 2に比べ、画面サイズを10.6型ワイドから12型ワイド(アスペクト比3:2)へ大型化する一方、厚さがこれまでより4.4ミリ薄い約9.1ミリ、重さは107グラムほど軽い約800グラムと、薄型軽量化しているのが特徴だ。また、Instant Goのサポートや、キックスタンドのチルト角度が2段階(24度/40度)から150度までのマルチポジションになるなど、Surface Pro 2で要望の多かった改良が施されている。
体験会に登壇した日本マイクロソフトSurface&ハードウェア戦略本部の三野本部長は、6月2日から始まった予約状況を説明し、「初日だけでコンシューマーは25倍、法人は7倍とニーズは高い」と述べ、好調ぶりをアピール。特に米国、カナダに続いて3番目の発売国となる日本は、Core i7搭載モデルの受注が多く、高性能志向であることも付け加えた。なお、今回の体験会で、Core i7搭載モデルのCPUがCore i7-4650U(1.7GHz/最大3.3GHz)であることも明かされている。
また、Surface Pro 3の発売を記念して、Twitterと連動したキャンペーンやプロモーション活動を7月17日より実施する。まず1つは「僕の、私の、俺のSurface!」キャンペーンで、Surface Pro 3購入者(Club Microsoftで製品登録が必要)を対象に、オリジナルデスクトップテーマとSurface Pro 3特製バッグをプレゼント(80名)するというもの。ハッシュタグ「#私のSurface」つけて購入動機と購入場所をツイートすることで応募できる。期間は8月31日まで。
もう1つは、「+1 hour happiness」というオープンキャンペーンで、ハッシュタグ「#1hour」をつけて“最高の1時間”をツイートすると、抽選で1名に“最高の1時間”をマイクロソフトが実現してくれるという内容だ(例では「最高の1時間。それは……武道館で一人カラオケ」「最高の1時間。それは……もふもふの猫100匹に囲まれる」などが挙げられていた)。
このほか、7月16日から18日まで東京ビッグサイトで開催される「ワークスタイル変革EXPO」で法人ユーザー向けのタッチ&トライコーナーを出展する予定としている。
なお、Surface Pro 3の詳細なレビューは『ついに入手! 「Surface Pro 3」日本版を速攻レビュー』を、体験会の動画リポートは追って掲載するので、そちらを参照してほしい。
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