文書作成の快適さをとことん追求した――最新「一太郎2015」&「ATOK 2015」:30周年を迎えて(2/2 ページ)

» 2014年12月02日 22時43分 公開
[ITmedia]
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言葉を引き出す日本語入力システム「ATOK 2015」

 一方、「ATOK 2015 for Windows」の概要は、同社CPS事業部開発部の下岡氏が解説した。同氏は、心に浮かんだ言葉を的確に変換するための機能として、推測変換、連想変換、略称文脈変換の3つを強化したとアピール。

 まず1つ目の推測変換では、これまで入力が続くと候補が表示されなかった推測変換が、最新版では複数の文節にまたがって続けて候補が表示されるように改良されている。2つ目の連想変換もユーザーインタフェースを大幅に刷新し、類語の候補が表示されるだけでなく、その言葉の意味も参照できる類語ファインダーを搭載した。そして3つ目の略称文脈変換では、辞書登録してある略称が文脈変換の候補に加わり、同音異義語も適切に変換できるようになった。

従来入力が続くと使えなかった推測変換が文節ごとでも候補が表示されるようになった。自分のペースで推測変換できる

CTRL+TABで呼び出す類義語。新たに搭載された類語ファインダーを使えば三省堂類語新辞典で意味も分かる

 もう1つ、ユニークな推測変換「ATOKナントカ変換」機能が加わっている。同機能は、一部しか思い出せない言葉でも「なんとか」に続いて打ち込めば、後方一致する候補が表示されるというもの(例「なんとか美術館」「なんとかレトリバー」)。ただし、同機能はATOK Passportで提供されているクラウド推測変換と同じくインターネット接続(Justアカウント)が必要になる。下岡氏はナントカ変換の搭載により、ATOK 2015でユーザーから言葉を引き出せる点をアピール。「のどに使えている言葉が出てくる感覚を体験してほしい」と自信を見せた。なお、ATOKナントカ変換は12月2日よりATOK Passportのアップデートモジュールで先行公開されている。

「なんとか」に続いて覚えている言葉を打ち込めば候補が表示される「ATOKナントカ変換」

ATOK 2015の店頭向けラインアップと機能比較

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