11月23〜24日に東京ビッグサイトで行われたMaker Faire Tokyo 2014は、国内外の大企業から研究室、サークル、個人参加の同人などなど、「ものつくりたい!」という意欲に満ち満ちた参加者が、“おもいのたけ”を注ぎ込んだ作品を展示した。
また、企業の中には、自社製品を広く使ってもらうべく、ワークショップを主催していたところも多い。インテルもEdisonをテーマにしたワークショップを主催していたが、希望者多数ゆえに競争率が高くなり、参加できなかった来場者も少なかった。
そのワークショップだが、作成するのは「Edisonで動作するLEDドットマトリクス表示装置」だ。参加者用の机にある作業用PCの上に詳細な手順書が置いてあったが、36ページというその厚みに驚いた。が、その分、かなり細かく説明しているので分かりやすい。
また、制御用のプログラムは事前に用意してあるモジュールを開発環境の「インテル XDK IoT Edition」からアップロードして、エディタを操作するものなので、プログラムの心得がなくても作成可能だった。この手の工作に慣れているならば中高生でも可能だろう。プログラムに関しては後日インテル関連サイトで公開する予定という。
ワークショップで組み立てる部材は、「Intel Edison Kit for Arduino」に「スイッチサイエンス版Eagletボード」、「I2C 8x8 LEDマトリクス基板」、そして、リチウムイオンポリマー電池と特製アクリルケースだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.