KataandTakaによるICを使わないコンピュータは、リレー版を展示していた。使ったリレーの数は800個で、πの計算を行う。アルゴリズム上の工夫はしているが、ズルはしていないということで数十秒待つと、3.14と表示する。プログラムを記録しているのは膨大な数のDIPスイッチだ。その見た目の迫力に来場者が注目していた。
カッチカチと常時音を立てているので「壊れませんか?」と聞いたらやはり壊れるそうだ。特に壊れるのがクロックジェネレータらしい。ただ、すべてソケットに入っているので、壊れても簡単に交換できるようになっている。
UZM Labによる自作携行型無隔膜衝撃波管「エグゾーストキャノン」。要するに空気砲だ。2014年は毎秒十連発のフルオートタイプを引っ提げて登場。屋外では連射タイプとなるMk.16のデモを行っていた。新型のMk.18では、エクステンションバレルを二連装にしてトンネル微気圧波ですごい音になるという。
弾を出しているわけじゃないので殺傷力はないが、デモでは風船を割っている。今回の作品はすべて旋盤による削り出し部品で作られているが、パイプなどアリモノで作るのも可能らしい。ポータブルエアータンクも中古消火器を再利用して作っている。
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