オリオスペックの店内で目立っていたのは、サーマルテイクのmicro ATXケース「Core V21」だ。上下左右のパネルが付け替えられるキューブ型のケースで、2台を連結させて使うこともできる。本体サイズは320(幅)×424(奥行き)×336(高さ)ミリ。ATX電源や最大3台の3.5インチドライブ、最大6台の2.5インチドライブが搭載可能だ。1月末に登場予定の新製品で、価格は未定。先行してデモ機が展示されている。
同店は「連結すると2段ぶち抜きにできるので、長めのラジエーターを内蔵して、上段にマザー、下段にドライブ類と電源といった構成でタワーケースとして使えます。構造的には3個4個の連結も可能なので、複数台のマシンを同居させる構成もやろうと思えばいけるでしょう。単体でも好みの向きにカスタムできますし、かなり自由度が高いケースだと思います」と面白がっていた。頃合いを見て2段ぶち抜きの水冷マシンを組み込む予定だという。
なお、展示機を見に行くなら、同店の3Dプリンタコーナーに置かれていた新素材のフィラメントもチェックしておきたい。半透明素材「PETG/T-Glass 1.75mm 1Kg Filament」と、伸縮性のある柔軟な「Flexible Soft filament 1.75mm 1Kg」で、いずれも8424円だ。「出力できる素材の幅を広げてくれる期待の製品ですね。こういうフィラメントがあるなら……と創作意欲をかき立てる人が出てくるのではと考えています」と話す。
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