冷却パーツでは、コルセアのGPU向け水冷マウンタ「HG10 A1 Edition」が売り出されている。同社の水冷キット「H110」や「H60」などのHシリーズをRadeon R9 290/290Xカードに装着するための製品で、価格は6000円強。同社はGeForce GTX 780/770向けのラインアップも用意しているが、現在のところ出回っていない。
入荷したTSUKUMO eX.は「年明けにさりげなく入ってきました。使えるカードが限られてくるので、そこまでの売れ行きは期待していません。まあ、Hシリーズを使う選択肢を広げる存在として居続けてくれればと思いますね」と話していた。
簡易水冷キットでグラフィックスカードを冷やすマウンタとしては、2014年1月に登場した「Kraken G10」(4000円前後)が有名だ。同店は「発売からしばらくは話題を集めて、水冷キットの売れ行きを後押ししました。最近はグラフィックスカードが省電力化していることもあって、ジャンル全体が落ち着いてしまっているので、また何か好材料が投入されればうれしいですね」と1年前を振り返っていた。
2014年のアキバまとめ後編:GTX 980/970が新たなハイエンド像を、「Windows 8.1 with Bing」が新たなジャンルを生んだ
2014年のアキバまとめ前編:XPマシンの代わりに小型の7マシンを組む雰囲気に
2013年のアキバを振り返る(後編)
2013年のアキバを振り返る(前編)
アキバの深夜販売に300人――変わらない熱狂とちょっとした変化
パーツショップ栄枯盛衰(前編):まだオレらのホームだった「電車男」以前――自作PCの街アキバを振り返る
パーツショップ栄枯盛衰(後編):写真で見るアキバ10年史Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.